[オリンピック便乗企画]ゲイ目線の女子アスリート名鑑

五輪特需に乗っかるわよ! ゲイ心をくすぐる特上の女子アスリートを紹介~

 サイ女のみなさん、はじめまして。世間は間もなくロンドンオリンピック! やだやだスポーツなんて興味ないし、放送時間がズレちゃって録画ミスは起きるし、イケメンアスリートは大抵ゲイ疑惑がつきものだし、なんにもいいことない! なんて毒づいてません? 気持ちは痛いほどわかるけど、それじゃあ後輩女子の「○○さん、昨日の男子サッカー見ました? ロスタイム1分のあのプレイに感動しちゃって~、結局昨日眠れてないんですよ~」なんて聞きかじりのスポーツ知識を駆使したモテ・テクニックを苦々しく横目で見るハメになりかねない! そんな明日ならいらない!

 五輪特需に無理矢理にでも乗っかりたいこのコーナーでは、スポーツへの知識も興味もない(なぜならゲイだから)、でも一部の女子アスリートは大好き! という自分が、体中の妖怪アンテナを総動員してピックアップした注目のアスリートを、溢れる愛と共に紹介しちゃいます。というわけで、記念すべき第1回のテーマは…………女子マラソン!(地味)

 日本女子マラソンの歴史を振り返れば、増田明美(宗教顔)、有森裕子(ガブちゃん)、松野明美(笑い袋)という、スポーツ音痴ですら「ああ、マラソンって本当にしんどいんだ。あんまりしんどい思いをすると、人間いろいろ不都合が出ちゃうんだ」と痛感させられる、そうそうたるメンツ揃い。さらに6月16日からは、バルセロナオリンピックの出場権を巡って壮絶な代表争いを繰り広げた有森、松野の両選手が約20年ぶりに対談、その胸中を語るという恐ろしい映画『[劇場版]ライバル伝説 光と影』(なんかヤンキー漫画のタイトルみたい……)が公開されるんだけど、この映画がまたすごかった。

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 そもそも映画で使われているコピーが(代表に選ばれたものの、惜しくも銀メダルに終わった有森に対して松野の)「私なら金メダルをとれた」だし、有森は有森で、松野に見せるために銀メダルを持参して「本当は子どもに見せたかった……」と意味深すぎる発言はするし、熟女アスリート2人という地味な絵面からは想像もできない密度の高い面白さ。

 いつの間にか有森さんが「叶恭子リスペクトの新小岩あたりのスナックのママ」のようなビジュアルになっていたりと時代の経過が見て取れる場面ももちろんあるんだけれど、20年近く経った今でも「ライバル同士」という張りつめた関係性には一切変化なし。精神的ステゴロはった相手だもん、もうね、理屈じゃないの……。

 この映画からもわかるように、やっぱりアスリートのドラマにはライバルが必要。『ガラスの仮面』のマヤと亜弓さんのように! ……ってことで、腐女子のカップリングよろしく、今期オリンピックの女子マラソン代表選手3名の中から、勝手にこの2人をライバル認定させていただきました。マスコミがこうやって煽るから、選手の皆さん本当にお気の毒!

 まずは最年少のエース、重友理佐たん。小柄な選手が多い日本女子マラソン界の中で、168cmという比較的長身に、東南アジアあたりの木彫りの仏像を思わせる徳の高そう、かつクールなお顔だち。さらに趣味の剣玉(!)で集中力を高めるというそのライフスタイルは、小出監督に「お前は(松野と違って小さくもかわいくもないんだから)ゴールしても泣いて倒れ込むような真似はするな!」と厳命された有森裕子タイプ!

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走ってるとこ写されたら、誰だってしんどい顔になるよね

 そんな「陰」のヒロイン重友に対するは、往年の伊藤みどり選手を思わせるファニーなお顔だちが印象的な木﨑良子たん。佛教大学福祉学部出身というのも味わい深い彼女、代表入り決定の時に見せた涙の表情は、まさにマスコミが喜びそうな画をどんどんくれる松野明美タイプの「陽」のヒロイン! 必死でもぎ取った代表枠だもん、きれいになんて泣いていられないよね! 夢見る少女じゃいられないよね!

 くしくも時代を越えて蘇った2世代に渡るライバル関係(勝手に当てはめただけ……)、その複雑な人間関係の機微をふまえて見れば、マラソンというしんどくて長くて地味な競技にもなんとドラマが溢れていることか! ぜひ心の中で「良子、恐ろしい子!(クワっ!)」と、あてふりしながらお楽しみください。

★☆★☆こっちも注目! マニアック競技の女たち★☆★☆

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女子20km競歩・大利久美

 本文では取り上げきれないマニアック競技の女子アスリートに注目するこのコラム。第1回は陸上つながりで競歩代表の大利久美たん! マラソンに輪をかけた地味さ、さらに一般人がぼんやり見てたらちょっと心配になって救急車呼びかねない不思議フォームが印象的な競技……それが競歩。あえてこんなマイナー中のマイナー(失礼!)な競技に手を出すのだから、よっぽど強いこだわり(例:かつて競歩のスター選手だったものの現在は落ちぶれ失踪した生き別れの父を探すため等)でもあるかと思えば、きっかけは高校時代の友人らと「ちょっと青春っぽいことしたいよね」と盛り上がったことから、だとか。青春……競歩……。競歩で輝く青春って、あんたどれだけしみったれた学生生活送ってきたの……(余計なお世話)。それともあれか? 鶏口牛後を地でいく強かな女系ってこと?

小野アヅマ
ゲイ雑誌、映画雑誌、セレブ雑誌と渡り歩いてきた編集者/ライター。本サイトでもお馴染みの女装パフォーマー、ブルボンヌがプロデュースするブログ『Campy!』にも参加中。

『オリンピック ヒーローたちの物語』

絵だけで面白いってズルイ!

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