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キャサリン皇太子妃、10日間の入院公表で重病説も……ウィリアム皇太子も公務延期

2024/01/22 09:36
堀川樹里(ライター)
キャサリン皇太子妃の長期間の入院に心配が寄せられている(C)GettyImages

 イギリス王室の人気を支えるキャサリン皇太子妃が1月16日に入院し、腹部の手術を受けたと発表された。手術は計画的なもので成功。今後、10日から14日間入院するとのことで「長期間入院だなんて深刻そう」と世間を騒然とさせている。妃の希望で病名は伏せられているが、ネット上では婦人科の病気だろうと推測されており、1日も早い回復を祈る声が殺到している。

 1月7日から10日間にわたって行われるブルネイのマティーン王子の結婚式を欠席したことから、その理由に注目が集まっていたウィリアム皇太子とキャサリン妃。現地時間17日、ケンジントン宮殿は声明を出し、「ウェールズ妃殿下は昨日、計画されていた腹部の手術を受けるために入院。手術は無事成功し、10日~14日間の入院を経て自宅療養に移る予定」「公務を再開できるのは(3月31日の)イースター以降になるだろうという医師の見立て」だと公表した。

 キャサリン妃の「子どもたちができる限り普段通りに過ごせるためにも」病名など「個人的な医療情報は伏せたい」という希望、「予定されていた公務を延期せざるを得ないことを案じる人々にお詫びしたい」「できる限り早く、できる限り多くの公務に復帰することを楽しみにしている」という気持ちも伝えられた。

 この声明は皇太子夫妻のSNSにも掲載され、あまりにも突然な発表にネット上は騒然。インスタグラムには2万5000、Xには4100を超えるコメントが書き込まれた(1月18日時点)。そのほとんどは妃の1日も早い回復を祈るものだが、中には、「そんなに長く入院するの?」「アメリカじゃ、こんなに入院するのは移植手術くらいだよ」「お産と比べられないのは理解しているけど、第二子のシャーロット王女の時は産後10時間、第3子のルイ王子の時は産後7時間で退院したのに!」「医療ドラマでは、こんな長く入院するのは重病患者だった!」などと妃が深刻な病に侵されているのではと心配する声も相次いでいる。

 米ゴシップサイト「PageSix」は、がん性の病気ではないという情報を得たと報道。ネット上では婦人科の病気だろうと推測されており、「経験上、子宮摘出手術だと思う」という声が多い。ほかにも「子宮内膜症では」「盲腸が破裂したのかも」「もしかしたらがんかも……」といった推測が飛び交っている。

 また、この2年の間、ヘンリー王子とメーガン夫人から受けた嫌がらせが相当なストレスとなり、病気を発症したのではないかと疑う人も少なくない。

 英紙「デイリー・メール」は、妃が入院している間、ウィリアム皇太子は公務をすべて延期する予定だと報道。退院後も妃のケアや子どもたちと多めの時間を過ごすため、「複数の公務を延期する」と伝えた。

チャールズ国王、前立腺肥大症で公務を延期

 バッキンガム宮殿は、キャサリン妃の入院についての発表をしたわずか2時間後、今度はチャールズ国王が前立腺肥大症の治療を受けることになったため、一部の公務を延期すると発表。高齢男性によく見られる症状で、国王は「同じような症状を持つ男性が検査を受けるよう奨励するためにも公開した」と気さくな人柄を感じさせるコメントを発表している。

 しかし、エリザベス女王は自身の医療情報を公にしてこなかったため、この異例の発表に違和感を覚える声が上がることに。これについては、同時期に公務を延期するという事態に陥り、今回、国王もあえて発表したのではないかと一部メディアは報じている。

 ヘンリー王子夫妻は、2人が医療治療を受けることについて今のところどろこノーコメント。「自分たちのことじゃないから、関心ないんだろうね」「メーガンは女王になる順番が近くなってきたとか勘違いして喜んでいるかも」などと意地悪い声が上がっている。

堀川樹里(ライター)

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2024/03/23 20:43
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