【ジャニーズファン緊急対談(後編)】

平野紫耀、「海外挑戦」への熱量は今……「新しい地図」ファンが語る、キンプリとTOBE組のこれから

2023/07/17 19:00
サイゾーウーマン編集部
5人の関係性は、今後も変わらないよね(写真:サイゾーウーマン)

 平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名がKing&Prince(以下、キンプリ)から脱退し、間もなく2カ月が過ぎようとしている。永瀬廉と高橋海人は事務所に残留し、キンプリとして活動を継続している一方で、平野と神宮寺は脱退同日の5月22日をもってジャニーズ事務所を退所。

 そして、7月7日に、滝沢秀明氏が立ち上げた新会社「TOBE」の公式YouTubeチャンネルのライブ配信に登場し、活動再開を宣言した。なお、岸も、9月末の退所が予定されており、業界内外でTOBE合流が確実視されている。

 昨年11月に3人の脱退と退所が発表された時点で、ネット上ではこうしたグループの“分裂劇”は、SMAPと似ていると指摘されていた。2016年12月をもって解散したSMAPは、17年9月に稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が退所し、「新しい地図」として再始動、その後20年3月に中居正広も独立し、現在、事務所に残るのは木村拓哉だけとなった。

 とはいえ、解散後もそれぞれのフィールドで活躍を続けている元SMAPたち。キンプリの2人と平野、神宮寺、岸の3人はそれぞれどんな活動を見せてくれるのか――ジャニーズファンやSMAPファンに5人の今後について語り合ってもらった。

*前編はこちら

[対談参加メンバー]
X子……日々ジャニーズ情報をチェックしている、ジャニーズファンの30代芸能ライター。

Y子……SMAPファンで「新しい地図」ファンでもある、ジャニオタ歴20年超の30代
Z子……30代の芸能記者

平野紫耀の気になる「海外進出挑戦」への熱量

Z子 7日の生配信で、平野が「今日から始まったストーリーなので、僕たちは白紙状態です」と発言していて、ネット上では「キンプリ時代をなかったことにするのか」って寂しがるファンが結構いた印象。

X子 一方、2人はスタジオに駆けつけた(三宅)健くんから、メンバーカラーである“深紅”(平野)と“ターコイズブルー”(神宮寺)の花束をもらい、その色についても触れていたけど、2人が言及したことに、ネット上では「キンプリの歴史をTOBEに持っていかないで」と批判する声が出てた。2人の再始動をどう受け止めたらいいか、戸惑っているファンは多いんじゃないかな。

Y子 地図の3人も、17年9月8日に退所して、同22日に共同で公式ファンサイトを立ち上げたから、その切り替えの早さに戸惑うファンも少なからずいたと思う。やっぱり、ファンを納得させるには、まだまだ時間が必要だし、今後のそれぞれの活動で納得させるしかないのでは?

Z子 キンプリの3人は「海外進出」を理由に脱退したわけで、平野は発表時のFC動画で「海外で活躍できるグループ」を目指していたけど、「グループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい、目標を失い~」と語ったんだったね。

X子 7日の配信でも、神宮寺が今後の活動目標について、「世界中の人たちに僕たちが発信するエンターテインメントを見せたい。世界の人たちに笑顔を与えられる、そんな景色を見せたい」と語ってたけど、TOBEに移籍したことで、アンチは「結局国内で活動するのかよ」って噛みついてる。ただ、TOBEはまだできたばかりの会社だし、今はまだ2人の活動を見守っていくしかないよね。数年たっても海外進出の気配がなかったら、叩かれても仕方ないとは思うけど。

Y子 個人的には、配信で「コンサートをたくさんやりたいし、コンサート以外でも(ファンに)会えるようにしたい」って言っていた平野が今、海外進出にどれくらいの熱量を持っているのかは気になる。退所を決めてから「やっぱり日本のファンに向けた活動をして、TOBEである程度基盤を作ってから海外へ」なんて心変わりした可能性もあるんじゃないかなって。そのあたりは、本人たちが詳細を語っていないから臆測でしかないけど……。

平野紫耀&神宮寺勇太、ジャニーズ時代の楽曲は歌えるのか

Z子 元ジャニーズJr.のIMPACTorsは、14日にTOBE合流が明らかに。ニュースサイト「ピンズバNEWS」は今月4日時点で、「3曲の新曲を収録済み」というレコード会社関係者の証言を掲載しているよ。ほかにも「週刊女性PRIME」が6月6日に、「『TOBE』のタレント2組が、大手レコード会社からデビューすることが決定している」と伝えてた。

X子 じぐひらも水面下で楽曲制作を進めている可能性はあるよね。ただ、コンサートをやるなら数十曲は必要だし、開催はまだまだ先になりそう。

Y子 ちなみに地図の場合、“大人の事情”があるのか、3人の意思なのかはわからないけど、退所後はソロ曲を含めSMAP時代の曲を歌っていなくて、解散後、公の場でSMAPの曲を歌ったのは木村くんのみ。吾郎ちゃんが月曜と火曜のパーソナリティを務めているラジオ『THE TRAD』(TOKYO FM)でも、当初はSMAPやジャニーズ楽曲が流れることはなく、SMAP時代のソロ曲が解禁された時は衝撃を受けたよ。以来、SMAPの曲も流れるようになったんだけど、やっぱりジャニーズ時代の楽曲は扱いづらいのかも。

Z子 でもこの間、独立10周年記念ライブを行っていた赤西仁(14年2月に退所)が、KAT-TUN時代のソロ曲を披露するつもりだったけど、作曲家と連絡がつかなくて断念したって話を、SNS上のファンのレポートで目にした。ジャニーズとは良い関係を築いていて、楽曲の使用許可などで協力してくれたそうだよ。

X子 元NEWSの手越祐也(20年6月に退所)も、ライブでジャニーズ時代の曲を歌っているようだし、楽曲使用については、いろんなケースがあるのかな。

Y子 じぐひらも、なんらかの手続きをすれば、今後キンプリ時代の歌を歌えるのか気になるね。ただ、“れんかい”(永瀬と高橋)が今月4日に行ったファンミーティング『King & Princeとうちあわせ』で、5人の曲「Lovin’ you」と「koi-wazurai」を歌っただけでも、ネット上の一部ファンから「歌わないでほしかった」と批判の声が上がっていたから、じぐひらが披露したら相当バッシングされそう。

X子 TOBEは新人のオーディションも開催しているし、未来の後輩たちのためにも、楽曲制作はどんどん行って、代表曲が早くできるといいよね。ジャニーズJr.を見ていて楽しいのって、本人たちにそれぞれ魅力があることはもちろんだけど、先輩たちの名曲を歌って踊ってくれるところも大きく関係してると思うから。

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