“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第574回】

「小室圭さん結婚会見拒否」の誤報をスルー! バッシングと自己保身の「女性自身」に見るマスコミご都合主義

2021/10/19 21:00
神林広恵(ライター)

バッシングを続けつつ、自己保身も忘れない

 もちろん今週号もそうだ。眞子さまの単独会見をぶちあげながら、一転「二人そろっての会見は眞子さまのご希望だという」といけしゃあしゃあと解説した上で、今月26日に予定されている会見についてもケチョンケチョン。たとえば国民の批判を考えた秋篠宮さまが、皇室関連の使用を許さず、会見を自腹で、そして高額な民間ホテルで行うしかなかったのに、そんな事情と矛盾する揚げ足取りとしかいいようのない、こんな批判を繰り広げている。

「皇室ではなく“小室夫妻”主催の会見となれば、もはや宮内庁が会見での発言を事前に指示することはできないでしょう。
 小室さんがいまさら、国民の“納得と祝福”を求めて釈明するとは思えません。(中略)
 むしろ“私こそが中傷の被害者”と、堂々と主張する可能性も否定できません」

 まるで小室夫妻が自分たちの主張をするために会見を開くと批判する「自身」。何をか言わんやだが、さらに“中傷の被害者”というのも、これまた事実だが、しかし「自身」はそうは思っていないらしい。いや、そう主張されて自分たちマスコミが窮地に立たされるのを恐れているか。

 一方、自己保身も忘れない。

「眞子さま同席の会見ですから、小室さんを追い詰めるような質問は難しいでしょう」
「眞子さまが隣に座られる以上、記者たちは小室さんへの厳しい追及を控えざるをえないでしょう」

 バッシング報道に反論することが不可能な立場だった小室さんだが、いざ、会見で口を開くとなると、会見前にもかかわらず自分たちの弱腰をエクスキューズ。さらに海外メディアが日本国民やマスコミに疑問を投げかける記事を掲載したことを受け、反省するどころか「小室さんにとって、会見の場は海外に自分たちの存在を知らしめる、絶好のチャンスになるかもしれません」だって。完全なる言い訳だが、これだけバッシングに勤しんできたのに、なんとも情けないというかご都合主義というかクズというか。

 そしていよいよ来週26日、どんな展開が待っているのか。超超注目だ。

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