『ほんトカナ!? ケンドーコバヤシの絶対に観ないほうがいいテレビ!』インタビュー

「お笑い界のMISIA」ケンドーコバヤシさんの“不思議体験”を直撃! あの“格闘王”を街中で見かけるも「電話で誰かに怒鳴ってた」!?

2021/07/29 15:00
木森さえ
「お笑い界のMISIA」ケンドーコバヤシさんの不思議体験を直撃! あの格闘王を街中で見かけるも「電話で誰かに怒鳴ってた」!?の画像1
お笑い界の博学が登場!(C)サイゾーウーマン

 宇宙、オカルト、宗教、アートなどの情報を扱うウェブサイト「TOCANA」によるバラエティ番組『ほんトカナ!? ケンドーコバヤシの絶対に観ないほうがいいテレビ!』が、Amazon Prime Videoなどの動画配信サイトで公開されている。お笑い芸人・ケンドーコバヤシがメインMCを務め、グラビアアイドル・橋本梨菜、「TOCANA」編集長・角由紀子がアシスタントとして出演。人生に役立つかもしれない“何か”を学んでいく、超刺激的バラエティー番組だ。

 現在配信中のエピソードを見ても、「極度のマゾ気質の男性」「宇宙人と濃厚接触した女性」など、トンデモない世界の住人ばかり。そんな彼らと向き合ったケンドーコバヤシさんに、印象に残っている人物や、自身の“ほんトカナ!?”な思い出話を聞いた。

――番組出演のオファーが来た時、まずどう思われましたか?

ケンドーコバヤシ(以下、ケンコバ) 本当の話していいですか? 「こういう仕事ありますけど」とマネジャーに言われた時、たいして詳細を聞かずに「あ、了解です」って言うただけです。「いいよ、やるよ」って言うたあとに、マネジャーが企画書を読みながら、番組内容を説明してたと思うんですけど、その時にはもう、晩ご飯のことを考えていたような(笑)。そんなもんなんですよ僕は、いっつも。まあでも、やったことない仕事をやるほうが楽しいんで、今回も面白かったです。

――お笑い界の中でも“博学”として知られるケンコバさんですが、番組で扱うテーマで知らないことはありましたか?

ケンコバ 知らないこと、いっぱいありましたね。僕は世の中のすべてを知ってるわけじゃないんですけど、「知らないことのほうが少ない」とは言われてるんですよ(笑)。そんな僕の知らないところを、うまいこと持ってきてくれましたよ、この番組は。

――第3話の「宇宙人“濃厚接触者”大集合!『プロフェッショナル 宇宙人の流儀』」では、宇宙人とセックスしたという女性の話を聞いて、ケンコバさんは「ほかの現場にも持っていける話」と言っていましたね。その後、この“ウンチク”をどこかで披露されましたか?

ケンコバ そんなこと言うてました? 今の今まで忘れてました(笑)。まだどこでも言うてないから、これからですね。でもあの話、実際どうなんでしょうね? 宇宙人は人間と交尾をする必要がないじゃないですか? 妊娠や出産のシステムって、染色体の数が一緒じゃなかったら、無理って聞いたことがあるんです。だから、子孫を残すためでもないのに、なんで人間とセックスするんやろう……と疑問に思ってましたね。

――たしかに、動機が謎ですね。

ケンコバ そうなんですよ。しかも、お互い見た目が全然違うということは、美的感覚も大きく違うわけじゃないですか。まあでも、人間でもヤギとセックスする人おるし……。いろいろと考えさせられる回でした。

――結構カオスな状況でしたが、かなり冷静に考えごとをしていたんですね(笑)。

ケンコバ はい、収録の間、そんなことを考えてたような記憶があります。僕は基本的に、オカルトを真正面から全部信じるタイプではないんですが、小さい時の記憶で、猫が犬に犯されているのを見たことがあるんですよ、公園で。まあ、それは“性欲のはけ口”として犬が猫を使っただけだと思うんですけど、その後、数カ月後にその猫のおなかが大きくなっていたんですよね。

 これを人に話した時に、さっきの染色体の話を聞いたんですよ。「染色体の数が違うから、絶対に犬の子は産まれない」と、学がある方に言われて。あれは僕の不思議体験の一つというか……。今でもたまに、その時の猫の“あきらめた顔”がフラッシュバックするんですよ。完全にあきらめた顔してたんですよね、無抵抗で。あの猫、一体どうなったんやろ? ……って、この話は必要やったんかな(笑)?

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