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二階堂ふみの好感度が急上昇! 写真家、動物愛護、環境問題…俳優業だけでない多面性

2021/01/10 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 『第71回NHK紅白歌合戦』の司会を務めた俳優・二階堂ふみ。彼女のはきはきと落ち着いた進行に、視聴者からは「ここ数年の司会の中で一番いい」など絶賛の声が多く出たが、NHK側も二階堂の実力を評価しているようだ。

 二階堂ふみはしゃべりながらも常にカメラ目線だった。「週刊文春」2021年1月14日(文藝春秋)はこれを「台本をすべて覚えていないとできない」として、番組スタッフから驚きと感銘の声が出ていると伝えた。局内では早くも、今年の『紅白』も二階堂ふみの司会続投を希望する声が出ているほどだそうだ。

俳優だけでない二階堂ふみの一面
 司会もできるという新しい一面を見せた二階堂ふみだが、ここ数年は俳優業だけでなく、写真家や、動物愛護、環境、社会問題を訴える活動などにも積極的だ。

 たとえば昨年2月から「ELLE online」でスタートした連載『FOCUS ON』。動物愛護や環境問題についてゲストと二階堂が対談をし、ゲストの写真も二階堂が撮影している。俳優・水川あさみをゲストに迎えた回では、動物の肉を食べないようにしていると明かしており、<難しいのは、個人でできることは率先してやっていけばいけど、それを次世代の子たちにどう引き継いでいくか>と、後世に伝えていくためには何が必要なのか水川と語り合っていた。

 昨年12月には、野犬2頭を動物愛護団体から預かったことをInstagramで報告している。

 『紅白歌合戦』の衣装にも彼女の動物愛護のメッセージが隠されていた。「女性セブン」2021年1月21日号(小学館)は彼女の衣装について伝えているが、最後に着用していたドレスのブランド「ステラマッカートニー」は、レザーやファーを一切使用しないアニマルフリーの第一人者でもある。動物愛護に力を入れる二階堂らしい選択とのことだ。

 「ステラマッカートニー」のドレスに着替える前、二階堂は赤のパンツスーツ、黒のジャンプスーツを着用していた。『紅白歌合戦』は女性出場者は紅組、男性出場者は白組と性別でチームが分けられているが、年々そのことに違和感を示す視聴者は増えている。二階堂が衣装にパンツスタイルを選択したのも、そうした意思表示かもしれない。

 環境問題や動物愛護について発信する20代の俳優は日本ではなかなか出てこないが、著名人のアイコンがいることで活動の輪は確実に広がっていく。二階堂ふみはこれからの日本芸能界を牽引する重要な一人といえるだろう。

最終更新:2021/01/10 20:00
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