長瀬智也と浜崎あゆみ「異例尽くし」だった熱愛　根強い「もし二人が結婚していたら…」の声

　TOKIO・長瀬智也が交際していた20代モデル・A子さんと破局していたことがわかった。

　18日発売の「女性セブン」（小学館）2021年1月7・14日号では、長瀬とA子さんは結婚観が合わず、破局に至ったと伝えられている。2人は2018年に知り合い、長瀬が猛アプローチする形で交際開始。すぐに半同棲状態になるなど、交際は順調だった。

　長瀬は過去に浜崎あゆみや相武紗季と交際しており、有名人同士ながらもオープンな付き合いをしてきたが、A子さんとは外でデートすることが少なく、A子さんは密かに不満を感じていたようだったという。

　長瀬が来年3月でジャニーズ事務所を退所することが発表されると、交際当初から結婚を意識していたA子さんの結婚願望はさらに強くなっていた。しかし、独立を控えている長瀬が＜今は結婚できない＞という気持ちが大きく、話し合いの末、別れを選んだとのこと。

　長瀬の破局報道に、ネットでは「結婚はタイミングだもんね」「事務所を辞めてこれからどうなるか長瀬さんは不安な時期だと思う」といった冷静なコメントの他、「結局、浜崎あゆみも長瀬もあの時結婚して、浜崎あゆみは引退していたらいろいろとうまくいっていたんだと思う」「浜崎と恋愛してたときは今思うとすごかったな」とかつての浜崎との交際を思い出すユーザーも見受けられる。長瀬と浜崎の交際が発覚したのは2001年で、今から20年近く前の話ではあるが、それほどインパクトが大きかったのだ。

　交際当時、浜崎あゆみと長瀬智也は歌手・アイドルとして人気絶頂期。にもかかわらず、誰に隠すこともなく堂々と交際しており、天使の羽がついたハートのペアタトゥーを肩に入れたツーショット写真まで流出していた。

　アーティストである浜崎はまだしも、アイドルでしかもジャニーズの長瀬がタトゥーを彫っているというのは衝撃的。簡単には消せないタトゥーを、しかも浜崎とおそろいで入れたことは長瀬なりの漢気だとして、羨望のまなざしを向けるファンも少なくなかった。

　2006年には、ロサンゼルスに滞在していた浜崎を長瀬が迎えに行き、成田空港で2人が手をつないで歩く姿がキャッチされて大きな話題に。2人とも大きなサングラスをかけ、ビッグカップルのオーラがあった。「わざと撮らせた空港芸だ」という裏話もあるが、ともかく事務所公認の仲だったのである。

　さらに浜崎は自らの言葉で“恋人”である長瀬について話し、楽曲にも反映させていた。2002年、ライフスタイル誌「Free&Easy」（株式会社イーストライツ：2016年休刊）が『浜崎共和国』と題して浜崎あゆみの特集を組んだが、ロングインタビューで浜崎は、“恋人”についてこう話していた。

＜私は快楽主義者じゃないから今までは傷つけ合う恋愛が多くて、支え合うというよりは寄りかかり合ったりすることが多くて、それに疲れてしまった。恋人はとてもラブ＆ピースな人で、多分私と真逆にいる人間で、いい意味で快楽主義者＞

＜だから合わないと思ってたんだけど、それがだんだん心地よくなってきたかな（笑）＞

＜自分でもなんでこんなに一緒にいるのか分からない（笑）。ただ、すごくキレイで、汚したくないというか。心が全開なんだよね、いつも（笑）＞

（インタビュアー：最近は、恋人もあなたの影響を受けているんじゃないかな。モノを創造することに対してとてもポジティブになってない？）

＜それは一緒にいて思う。変わった。でもお互いに影響を受けてるんじゃないかな＞

　ラブ＆ピースでピュアな心が全開な男、長瀬のパブリックイメージそのものである。

　同じ2002年に発表したヒット曲「independent」や2003年の「ANGEL’S SONG」など、明らかに長瀬との恋愛を歌った楽曲もある。

＜君はとなりに寄り添い　ワケのわからぬ事を話してる
不器用にでも何とか　励まそうとしてる＞（independent）

＜ねえ君は確かに突然現れ私の暗闇に光射した＞

＜君は背に天使の羽を持つ＞（ANGEL’S SONG）

　同棲生活も順調で結婚秒読みだといわれた2人だが、2007年7月に浜崎がファンクラブ会員向けサイトで＜突然ですがっ、恋人とお別れしましたぁ＞と破局を発表。2人の結婚を願っていたファンからは悲しみの声が溢れていた。

　その後、長瀬は相武紗季と交際。浜崎もオーストリア出身のモデルやアメリカ人大学院生と結婚・離婚を経ている。一座のバックダンサーを務めていた「マロ」こと内山磨我との不倫が報じられたこともあった。

　熱愛報道が出る度に「あゆの方がお似合いなのに」「長瀬と結婚すればよかったのに」との声が必ず漏れるほど、一時期の二人はお似合いだった。長瀬や浜崎にしてみれば、お互いとっくの昔に別れた元恋人でしかないのかもしれないが、世間にとって2人の大恋愛の記憶は色濃く残っているのだ。