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“大麻好きなおじさん”

スヌープ・ドッグ、大統領選が「人生初の投票になる」! 政治的発言が多かったのに「投票しなかった」ワケとは……

2020/06/08 17:22
堀川樹里(ライター)

 スヌープは、07年にトランプ大統領がホストを務めた大ヒットリアリティ・コンペ番組『アプレンティス』に特別ゲストとして出演したり、11年に「友達からブラックユーモアたっぷりにからかわれる」という人気番組『Comedy Central Roast』で大統領がターゲットになった時にも、“友人”としてにこやかに登場。2人とも世界最大のプロレス団体WWEの試合に乱入するなど、根っからのエンターテイナーであることから、気が合うのだとみられていた。

 しかしスヌープは15年に、トランプ大統領の対立候補だったヒラリーに投票する旨の発言をし、16年の大統領選でトランプが勝利した際には激しく落胆。その後、トランプ大統領の悪口を言うようになり、17年には自身の曲「BADBADNOTGOOD – Lavender (Nightfall Remix)」のミュージックビデオで、トランプ大統領を模した人物の頭に、おもちゃの銃を向けて引き金を引き、物議を醸した。この時、大統領は「落ち目なスヌープがオバマに銃を向けてたら、どうなると思う? ムショにぶちこまれるのにな!」と挑発的なツイートをしたが、スヌープは『アプレンティス』と『Comedy Central Roast』で大統領がスヌープのことを「仲の良い友人」「めちゃくちゃ頭が良くて、タフなビジネスマンだ」と絶賛していた動画をインスタに投稿し、「オレたちの仲だろ〜」とバカにした。

 その後も、事あるごとに大統領をバッシングし続け、カニエ・ウエストら大統領支持者を「レイシストだ。トランプもろともくたばれ」と強い口調でディスるなど、大統領に対する嫌悪感をあらわにしてきた。

 11月の大統領選でトランプ大統領の対立候補となる見通しなのは、「トランプか私かを迷う黒人は、黒人ではない」と問題発言したジョー・バイデン。スヌープがもろ手を挙げて彼を支持しているのかは微妙だが、大統領選に向けて今後ますますトランプ大統領をSNSでディスりまくることだろう。大麻をくゆらせながら、どんなスヌープ節を聞かせてくれるのか、注目したい。

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2020/06/08 17:22
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