コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第503回】

嵐・活動続行は絶望的!? 「週刊女性」が伝える、大野智のメンタル状態

2020/04/14 21:00
神林広恵(ライター)

 今週もコロナ一色の女性週刊誌だが、そんな中で出版業界を震撼させている話題が。それは「女性セブン」が報じた宝島社を舞台にした石原さとみの写真集トラブルだ。3年前に発売された同社刊行の石原写真集だが、印税が支払われていなかったことが発覚。担当だった女性編集者が解雇されたというもの。そして、ここに絡んでくるのがやはり同社からの写真集がバカ売れしている田中みな実。田中の写真集もまた、この編集者が担当で、しかも石原と田中のカメラマンも同じだったことで、石原サイドが大激怒、ということらしい。そのため、発売予定だった石原が表紙の宝島社刊行のファッション誌も発売延期――。

 でも、かなり不思議な話だ。なぜ印税が3年間も未払いだったのが、今のタイミングで発覚したのか。結果、印税は支払われるというが、そこでなぜ決着しなかったのか。

 この件は、「週刊文春」(文藝春秋)も記事にしているが、その原因として指摘されているのが、この編集者が田中に絶大な信用を受け、2人が手がけた写真集がヒットしたということ。それに、やはり編集者に信頼を寄せていた石原が嫉妬したというものだ。さらに田中が本格的に女優進出を狙っていること、打ち合わせの席で編集者が石原に支払いをさせたことも問題だという。

 そして、この報道を受け、「週刊女性」では田中が編集者の解雇に激怒していることも伝えている。しかし、なんとも奇妙だ。「女性セブン」と「週刊文春」が同時に報道したこと、そして石原の事務所はホリプロで、片や田中の事務所はバーニング系だということ。背景には、なにかもっときな臭いことがあるのかも。今後、双方の情報合戦が起こるのか!?

 コロナウイルスの影響で主演の大河ドラマ収録のメドが立たない長谷川博己。「週女」はそんな長谷川の実母に話を聞こうと実家に行くと、偶然長谷川本人が。で、直撃。「近づかないでください」と言われた。もっともだ。特に高齢の親なんかへの直撃はやめたほうがいい。今後、直撃取材、特に芸能関係は難しくなるだろう。

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2020/04/14 21:00
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