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Snow Man岩本照を除く8人で活動、未成年との飲酒報道 ヤラカシ暴行事件にもつながる「甘さ」

2020/03/30 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 「Snow Man」のリーダー・岩本照が、「FRIDAY」(講談社)で未成年女性との飲酒ラブホ合コンを伝えられた件で、30日、ジャニーズ事務所は謝罪文と共に岩本の一定期間の芸能活動休止を発表した。

 なお「FRIDAY」では、岩本は未成年女性が飲み会に参加していることを知っていたとしているが、事務所は「未成年という認識はなかった」としている。また、件の“飲酒ラブホ合コン”実施時期は2017年のこととされている。

 岩本の過去に関する報道は、現在進行形でグループの活動に影響を及ぼした。Snow Manは今月25日、ラウンドワンとのコラボを発表し、公式YouTubeにもSnow Man が出演するCM動画がアップされていた。だが動画は同日の夕方ごろ、突如削除される。「FRIDAY」が発売されることを受け、事前に対処したと見られる。

 また、30日には生放送の音楽特番『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)に出演するが、岩本以外の8人でのパフォーマンスとなる。

「ヤラカシ」含むファンとの近すぎる距離感
 岩本照は今年1月にSnow Manでデビューするまで14年もジャニーズJr.として活動してきた。他のメンバーもJr.歴は長く、その間の醜聞がデビュー後に噴出するであろうことは、事務所側も織り込み済みだったかもしれない。

 また、岩本照はJr.時代にもファンへの暴行事件を報じられたことがある。2014年4月の「週刊文春」(文藝春秋)記事によると2013年11月、岩本は東京・池袋駅の埼京線のホームで女性と口論になった末、女性の顔面を殴ったという。被害者女性は右眼窩底骨折の重傷を負い、岩本は2013年12月から翌年1月にかけて、舞台やコンサートを欠席している。

 暴力は許されることではないが、この事件に関して岩本に同情的な意見も少なくなかった。というのも、被害者女性はジャニーズタレントにしつこく付きまといをする過激なファン、いわゆる「ヤラカシ」だったからだ。

 この被害者は事件以前からSNSに<暴力ふるわれなすぎてちょっと寂しい><わたし以外に暴力振るってんのとか本当嫉妬しちゃうし>などと投稿していたこともあったようだ。「ヤラカシ」はタレントから嫌がられたり、タレントを怒らせて暴言を吐かれることで、「自分の存在を認識してもらえた」と喜ぶ傾向もあり、タレント側は対応に苦慮している。

 ファンによるジャニーズタレントへのストーカー行為は度々問題になっており、関ジャニ∞大倉忠義がストーカー被害の苦痛をブログに吐露したこともある。昨年8月、Hey! Say! JUMPの中島裕翔へ付きまとったとして会社員の女が逮捕される事件もあった。

 ジャニーズJr.は基本的に電車移動であり、ヤラカシと遭遇する可能性はデビュー組よりも高い。だがJr.というのは契約関係も曖昧で、事務所の管理体制が「甘い」ことでも知られている。滝沢秀明氏の“革命”により、Jr.の処遇も変化しつつあるというが、若い時期から芸能界に入り込んでいるJr.こそ、精神面でのケアも含め事務所スタッフのサポートが必要であることは確かだろう。

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最終更新:2020/03/30 20:00
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