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みちょぱインスタの「抱きたい」「たまらん」は全然褒め言葉じゃない

2020/03/18 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 今月15日、『暇人ラヂオ~hi-IMAGINE RADIO~』(日本テレビ系)に出演したみちょぱこと池田美優は、SNSなどでの “おじさん”からの性的な感想は「嬉しくない」と一蹴した。

 番組の前半、みちょぱの水着写真がネットニュースで度々話題になっているという話になり、水着姿の写真が紹介される。これにふなっしーが「健康的!」と反応すると、みちょぱは「それが嬉しい!」と喜び、以下のように語った。

<セクシーはあんまり嬉しくない。そういうつもりでやってない>
<ヘルシーとか健康的って言われた方が嬉しい>

 また、今ほどテレビ出演が増える前は同世代の女子のファンが多かったことから、「カッコいい」と言われることが多かったが、最近は“おじさん”ファンも増えたことで、SNSにセクハラ的なコメントが来ると明かしていた。

 実際にみちょぱのInstagramを覗いてみると、「憧れです!」「カッコいいです!」といったコメントに交じって、<ええ身体やな~抱きたい><巨乳ちゃんたまらん>などといったコメントも目立つ。確かにこれは嫌になるだろう。

 みちょぱが指す“おじさん”とは、中年男性全般のことではなく、「性的な感想を送ってくる男性」のことだと考えられる。中年男性全般への批判ではなく、あくまでもセクハラにNOを突きつけているのだ。

 こうしたセクハラコメントは、「褒め言葉」ではない。まず彼女自身が、<そういうつもりでやってない>のだから。そうでなくとも、一方的な品評で良し悪しを定められれば、不愉快になるのは当然だ。

「男にいい体と思われたくてこの体になってない」
 みちょぱは以前にも、男性に“モテる”ために体つくりをしているわけではないと明言したことがある。

 昨年11月、みちょぱはTwitterに<遅めの夏休みもらってフィリピンのボラカイ島に行ってきました とりあえず最高しか言いようがない!>とビキニ姿の写真をアップ。

 するとリプライには<男が思ういい体を完全に間違えてるなこの人>と、なぜか“男性の性的な目線”を差し挟んだ批判的なコメントがつけられた(現在は削除済み)。みちょぱは、このコメントを引用する形で反論した。

<男にいい体と思われたくてこの体になってない グラビアもやらないから自己満です>

 みちょぱの主張に、<なぜに男に媚びるために体づくりしなきゃいけないのか謎><みちょぱの思うがままを貫いてほしい>と、共感した女性ファンからのリプライが殺到した。

 2018年2月に出演したバラエティ番組『俺の持論』(テレビ朝日)でもみちょぱは、ギャルの定義は「マインド」だとして、<モテようと思ったらギャルはやってない>と明言している。当時から彼女の主張は一貫しているのだ。

 女性に向けた「男性からの“モテ”を意識しよう」というメッセージは、広告、ファッション誌など私たちの生活のいたるところに溢れている。一見すると、美しさを磨き良い男を勝ち取ることが主体的な女性の行動であるかのようにも映るかもしれない。

 しかし、自分の体は自分のものであり、不特定多数の男性が欲情するためのものではないはずだ。そして自分の体をどう使おうと勝手だとしても、みちょぱは「不特定多数の男性を欲情させるため」に使おうとはしていない。そんなみちょぱだからこそ、女性たちは「カッコいい」と賛辞を送り、厚く支持しているのだろう。

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最終更新:2020/03/18 20:00
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