サイゾーウーマンメルカリで汚実家の終活が円満に! wezzy メルカリで汚実家の終活が円満に!隠れ資産は平均28万円!? 2019/12/21 20:00 サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman) 書店へ行くと「親に寄り添う、実家のちょうどいい片づけ」「図解 親ともめずにできる これがリアルな実家の片づけです」など、実家の片付けに関する本がたくさん並んでいます。これらの本を見て、他人事ではないと思う方も多いのではないでしょうか。 特に、現在子育て中の我々の世代にとって、実家が片づかない、モノが多くて困っているというのは、大きな悩みのひとつかもしれません。かく言うわたしも、その一人でした。 実家に帰っては、親が残りの人生を心地よく過ごせるように、片づけの説得を何度も試みましたが、「終活しなければいけないことはわかっている」と、ネガティブな言葉を返されへこんだこともあります。 ですが、親世代を一方的に批判することはできません。戦後のモノが十分ではなかった時代に幼少期を過ごし、高度経済成長期を支え、バブルの頃は、高級なモノを買い揃えることがステイタスだった。そんな親世代が、もったいない、いつか使えるかも……とモノを捨てられないのは、仕方のないことなのかもしれません。 では、どうしたら円満かつ前向きに実家の片付けができるのか。悩んでいるのであれば、メルカリを活用してみるのはどうでしょうか? 隠れ資産は1人あたり平均28万円 メルカリが全国の10代〜60代の男女2,536名を対象に調査したところ、日本全国のかくれ資産総額は、なんと推計37兆177万円! 1世帯あたり約70万円、国民1人あたり約28万円もあるんだそうです。 なお、かくれ資産とは、自宅内の不要品の価値総額のことで、家の中で1年以上利用していない物の価格を、フリマアプリ「メルカリ」での平均取引価格で換算したものです。 つまり実家は、およそ70万円のお宝が眠る宝島? はたまた、お城のような場所? 徳川埋蔵金は見つからずとも、実家に眠るお宝は、押し入れの扉を開ければ、すぐに見つけることができるはずです。 モノだらけの実家に帰るのが、少し楽しみになってきませんか? 親を説得するベストな方法とは? しかし、お宝欲しさゆえの、軽はずみな言動は禁物です。 親に「これ使ってる?」と聞けば、必ず「使っているよ」とか「今は使っていないけど、いつか使うから」などと返ってくることでしょう。「いつか使うの、いつかは絶対に来ない!」などと返したら、即交渉決裂。片付けは進みません。 【絶対にNGな言い方】 ・「これいらないよね?」 ・「絶対に使ってないでしょ?」 ・「いい加減捨てたら?」 ・「売っていい?」 では、何と言えばいいのか。目の前にいるのは、あなたを育てた親です。親にとって、いくつになっても子どもは子ども。絶対に使っていないだろうお宝を手に、子どものような無邪気さで、「これ、もらっていい?」と伝えたならば、断る親はそうそういないのではないでしょうか。 その上でわたしは、「メルカリの出品や発送はすべてわたしがやるので、売り上げの20%バックでどうだろうか?」と、親に対して取り分の“交渉”をし、“実家に眠る今も未来も使わないであろうモノ”を、大きな大きな段ボールに詰め、着払いで自分の住む家へ送りました。 あとは、ひとつひとつていねいに写真に撮り、メルカリに出品するのみです。結果、着払いの支出など気にならないほどのお小遣いを得ることができました。 “自分にとっての不要なモノ”が“誰かにとっての必要なモノ”であること。実家に眠る今後も使わないであろうモノは、誰かに使われることで、モノとしての役割を果たせるようになります。さらに、それによって、モノに溢れた実家が、少しばかり片付くのです。 これぞ、メルカリの目指す循環型社会などと書いたところで、己の私腹を肥やしただけではないかと言われたら否定はできませんが……。 [wezzy_blogcard 71047] しかし、“隠れ資産”は隠しておいたままでは、実家が片付かない要因のひとつでしかありません。年末年始、帰省のタイミングで、実家の掃除や片付けを手伝いつつ、そこに眠る“お宝”を探してみてはいかがでしょうか。 最終更新:2019/12/21 20:00 次の記事 『ラストレター』鑑賞券プレゼント >