コラム
【連載】ママ友グループLINEから

地域の夏祭りに疲弊するママ……「女は手伝って当たり前」の前時代的な空気に愚痴爆発!?

2019/07/30 14:30
池守りぜね

 夏祭りや地域行事は、近隣との交流が深まるなどの利点もあるが、運営側に立つといいことばかりではないという。都心に住む優香さん(仮名)は、父母会主催の夏祭りで当番をしたときに抱いた不満を、グループチャットで吐きだしているという。

「夫の実家を2世帯にリフォームして、同居しています。保育園までは地域とのつながりも薄くてよかったのですが、小学校に入学すると、地域の父母会が運営する夏祭りのスタッフに私も駆り出されることになりました。というのも、義理の両親が地元で地域活動に参加しているのもあって、 手伝わなくてはいけない雰囲気なんですよ。ワーママでマンション住まいのママ友は『忙しいので無理です』の一言で、行事に参加しておらず、羨ましく感じますね」

 優香さんのグループチャットは、地元出身の夫と結婚して、姑が近所に住んでいたり、同居をしているママと少人数で作ったグループだという。

「『都心に一軒家を買えていいね 』ってママ友から言われたりもするのですが、賃貸で自由にできている方がいいなって思ったりもします。私がいる地域は下町なので、父母会主催の盆踊りや、夏祭り以外にも祭りがあって、準備が大変なんです。スタッフの飲み物なども準備されていない中、お客さんにかき氷を作ったり、軽食を配ったり。女性は手伝って当たり前という文化がまだ残っていたりするので、同じ境遇のママ友と『昨日はお疲れ様。やっと終わったね 』とねぎらい合っています」

 子どもを持つとどうしても地域とのかかわりは避けては通れない。しかし、情報の伝達方法から始まり、行事の運営方法などに不満を持つ保護者は少なくないようだ 。共働きが増えた現代、子どものいる家庭が、こうした 仕組みを検討する必要が出てきているように思った。
(池守りぜね)

最終更新:2019/07/30 14:30
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