木村拓哉の海外進出戦略が本格化 “素顔解禁”で崩すアイドル像

 木村拓哉はSMAP解散後の二年で、大きな変貌を遂げた。単純に年齢を重ねて老け込んだということでもなく、アイドルとしてではない活動方針が明確に定まったようだ。

 昨年12月には、中国版ツイッターといわれている「Weibo(微博)」で、自身の公式アカウントを開設。木村と同じジャニーズタレントでは、山下智久も今年の6月にWeiboのアカウントを開設し、現在約50万のフォロワーを集めている。一方、木村は開設からわずか5日で約40万のフォロワーを獲得、中華圏でもファンが多いことを証明してみせた。

 木村は早速、中国語で「おはようございます」という文章と共にコーヒーの写真をアップしたり、「メリークリスマス」という文章と東京タワーの写真を上げたりと、番宣以外のプライベートな投稿を活発化。こういった投稿に対して、中華圏のファンだけでなく日本のファンからも、「キムタクを身近に感じられる」といった喜びの声が出ている。SMAP時代では、考えられないことだった。

 長年、木村拓哉は“スター”として、自身の素の表情や家族を連想させるような言動は避けてきた。それがジャニーズ事務所のやり方であり、SMAPマネージャーの方針でもあった。しかし、ここへきて木村は少しずつそのイメージを払拭しようとしている。

「私服コーデ」や「家族の話題」も解禁した木村拓哉の思惑
 2019年1月9日に発売される雑誌「an・an」(マガジンハウス)では、私服コーデや長年の愛用している、デニムやブーツ、シルバーアクセサリーを披露する。グラビア撮影当日に木村が着てきた私服をそのまま納めたショットもあるようで、“素の木村拓哉”が見られる企画になっているようだ。

 また昨年9月、映像配信サービス「GYAO!」のロケ番組『木村さ~~ん!#8』に出演した木村は、番組の企画でCaféレストラン「ガスト」杉並和泉店で食事。木村はメニューの中から、「ローストビーフのシーザーサラダ」と「若鶏の竜田揚げダブル おろしポン酢」を注文し、「ガスト最高、超うまい!」とべた褒めしていた(ちなみに木村は“シザーサラダ”好きでおなじみ。工藤静香がヨーグルトをベースにドレッシングを手作りしているという)。
また、同行したカメラマンから「ここ(ガスト)のコーラは、原液と炭酸とシロップの配合が絶妙」との助言を受けコーラを飲んだ木村は、これまた「ガストのコーラ、めっちゃ美味い!」とご満悦な表情を見せ、“庶民的な木村拓哉”を披露した。

 そのうえ、今までタブーとされてきた“父親としての木村拓哉”の姿もついに解禁した。すでに、2017年4月に放送された『夜の巷を徘徊する』(日本テレビ系)において、マツコ・デラックスに「(家族の中で)俺が一番チャンネルの選択権がある」と、家庭事情をポロリしていた木村。昨年、次女がKōki,の芸名で芸能界デビューを果たすと、その傾向はさらに強まった。

 昨年8月に出演した『ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、私生活でも親しいという宮根誠司からKōki,の芸能界デビューについて質問され、「自分ができるのはそれしかないですからね。彼女(Kōki,)がやってみたいっていうことは、その背中を押すしかない」とコメント。「Kōki,について触れた!」と視聴者を驚かせた。

 しかしこの話題はまだ完全解禁というわけではなく、微妙なバランスが要求されるようだ。木村主演の映画『検察側の罪人』の囲み取材では、報道陣が「いつかはKōki,さんと共演したいですか?」という質問を投げかけ、木村が「なんでこの場でそんな質問するんですか」と返すという、緊迫の場面もあった。

 マツコ・デラックスや宮根誠司は木村と昔から親交がある。深い関係の人物に対しては、不自然に隠すことなく家族の話もするというスタンスながら、報道陣に対しては慎重な姿勢を保っている。

木村拓哉の“スター”のイメージ払拭は俳優業にため?
 木村拓哉がプライベートを見せることに、ファンからは否定的な意見もある。

 たとえば、「an・an」で私服のデニムやシルバーアクセサリーを紹介と告知されるとネットでは、「46歳ならもっと落ち着いた服装をして欲しい」「キムタクはプライベートを披露するとボロがでる」など、素の木村拓哉を見せることは、彼のイメージダウンに繋がるとみる人もいるようだ。

 確かに、以前『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で明石家さんまが「木村拓哉は女を見る目が凄い」と評価し、木村は女性に対して「あの女ヤバイですよ」など瞬時に判断するといった、プライベートでの会話を暴露した。しかしそのトークはあまり上品なものとは言いがたく、「40代にもなって、あの女どうこうといった会話をしているとは幼すぎる」ことをバラされてしまったわけである。

 また、木村のファンでありながらも妻・工藤静香のアンチである人々は複雑な心境だろう。「家庭でのキムタクは求めていない」といった声も聞こえる。こうした面では、素顔を見せることへのデメリットも皆無とは言えない。

 ただし、メリットも大きいはずだ。SMAPが解散して以降、“俳優”を軸にして活躍している木村拓哉。『無限の住人』『検察側の罪人』『マスカレード・ホテル』など連続して映画の主演を務めているが、時には、今まで築き上げた“かっこいい”“完璧なスター”といったイメージが影響し「どんな役をやってもキムタクにしか見えない」など、俳優としては致命的な指摘を繰り返し受けてきた。

 SMAPのメンバーではなく“俳優・木村拓哉”として活動していくための基盤固めが今、必要だ。50代を迎える前に、是が非でも“アイドルスター”の次のステップへ移りたいところだろう。そのためには、父であり夫である側面を見せることで、凝り固まっていたアイドルとしての木村拓哉像を少しずつ崩していくことが求められるのではないか。

 本人や事務所の戦略では、ハリウッド進出の計画もあったが、家族のことを考えて時期を逸したとの報道もあった。ただ、イギリスドラマや中国映画など、ハリウッド以外での海外活動はまだ視野内。日本を代表する役者となるべく、木村の奮闘は続く。

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