コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第430回】

内村光良にすがるため、妻・徳永有美アナを復帰させる『報ステ』テレビ朝日の末期症状

2018/10/02 21:00

 平尾昌晃の遺産問題は、正式に株主総会が開かれ、問題とされた妻Mさんが一部会社の社長を退任するなどして、一応沈静化しつつある。そんな中、「週刊女性」が取り上げたのがジャニーズとMさんの関係だ。なんでも2009年、少年隊・東山紀之が主演の『「必殺仕事人」シリーズ』(テレビ朝日系)の主題歌(東山、TOKIO・松岡昌宏、関ジャニ∞・大倉忠義のユニット)をめぐり、一悶着あったという。この主題歌の作曲は『仕事人』シリーズの音楽担当をしてきた平尾。で、平尾サイドが無名の作詞家を指名してきたが、それがMさんだった。ジャニーズも何者かわからない作詞家の起用に難色を示したが、しかしMさんは平尾に「作詞をさせて」とゴリ押ししたという。

 さすが「週女」。平尾遺産問題に、こんなディープなジャニーズネタを絡めてくるとは。

 しかもそれだけではない。12年頃、小柳ルミ子のレコーディングに立ち会ったMさんが、なんと小柳の歌にダメ出しをして、号泣させたこともあるのだとか。すごいなMさん。

 「週女」は平尾(息子たち)サイドのディープな情報源があるようで、記事を読むと、Mさんの“後妻業”ぶりを強く打ち出しているように見える。ともあれ、遺産問題とジャニーズを絡めたこの切り口、とっても「週女」らしいです。

 そのほか、いくつか興味深い小ネタがあったので、3位以下。

 まずはNHK朝の連ドラがスタートした安藤サクラのグラビアインタビュー。32歳のサクラだが、現在のドラマは女学校を卒業したての設定。それでこんな話をしている。

「最初は自分おばちゃんだし、ヒロインとして映ることに、すごく不安があったんです。それを、スタッフのみなさんの力で、私をヒロインにしてくださって」

 確かに。前作『半分、青い。』でも29歳の佐藤健の高校生姿に違和感がなく、18歳だった永野芽郁がアラフォーになったら、それっぽく。やっぱりすごかったんだな、NHKの朝ドラスタッフ、と妙に納得。

 「週女」の安室奈美恵引退での短期集中連載の最終回。素敵なエピソードが紹介されていた。語るのは新宿2丁目で「AMR安室奈美恵ナイト」を13年にわたり主催してきた女装家のバブリーナさん。16年、このイベントにアムロ本人が姿を表し、楽しそうにバブリーナさんたちのパフォーマンスを見ていたらしい。そして——。

「安室さんがファンクラブの動画コンテンツのお仕事を私に振ってくださったんです。“これをきっかけにバブリーナさんのお仕事が増えるといいなと思って”とおっしゃっていたとスタッフさんから聞き」

 アムロ! やっぱり素敵。

 主演舞台での初演出に挑んでいるというジャニーズ事務所の佐藤アツヒロ。その密着取材のさなかに、偶然(?)タッキーの引退が重なったのか、“タッキー引退”を語っている。そこで佐藤はタッキーに「1人ですべて背負うことはない」として、こんなことを。

「俺もいるし、(堂本)光一も、錦織(一清)さんも、東山(紀之)さんもいる」

 “長男”マッチは――。いない!?

最終更新:2018/10/02 21:00
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