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【ジャニーズ研究会レポート】

情熱的でちょっと抜けてるキャラを、風間俊介が好演! ドラマ『陸王』第9話レビュー

風間俊介
ツッコミもかざポンへの愛情!

 風間俊介が出演するドラマ『陸王』(TBS系)の第9話が12月17日に放送され、平均視聴率は前回より1.8ポイントダウンの15.7%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)だったことがわかった。

 本作は埼玉県行田市で100年以上続く老舗の足袋メーカー「こはぜ屋」を舞台に、会社存続をかけてランニングシューズ「陸王」の開発に心血を注ぐ人々を描く企業ドラマ。風間演じる元銀行員・坂本は、かつてこはぜ屋の融資担当を務めていたが、今は投資会社に転職。陸王製造のためにこはぜ屋が巨額の設備投資を必要としていることを知り、世界的アウトドア用品メーカー「フェリックス」の社長・御園丈治(松岡修造)をこはぜ屋社長・宮沢紘一(役所広司)に紹介する。

 御園が信頼に足る人物だと確信した宮沢は、悩みに悩んだ末に買収に応じる決意を固めるが、ソール素材「シルクレイ」の特許権を持つ飯山晴之(寺尾聰)は、「もっと悪あがきしてみてもいいんじゃねえのか」と宮沢に秘策を授ける。翌日、御園との面会に臨んだ宮沢は一転して買収を拒否し、業務提携を提案する。御園は怒って席を立とうとするが、宮沢は「後悔されるのはあなたのほうだ!」と啖呵を切った。

 第9話で坂本が登場したのは、買収を受け入れることを決断した宮沢の電話を受けた場面と、宮沢と御園が対決した場面の2シーン。宮沢から「会社を売る話、正式にお願いしたい」との電話を受けた坂本は、心の底からうれしそうな表情を浮かべて「これでまた陸王が作れますね」と自分のことのように喜んだ。坂本は少々詰めが甘く、いい人過ぎて全体が見えていないという欠点はあるが、宮沢の決断を無邪気に喜ぶ姿は憎めないポイントだろう。

 一方、買収話の紹介者として宮沢とともに御園を訪ねた坂本の表情は硬かった。自ら紹介した話を断りに来たのだから、それも当然だろう。好条件を並べ立て、買収の何が不満なのかと迫る御園に、坂本はカバンからとある資料を取り出した。フェリックスがこれまでに買収してきた数多くの企業がその後どうなったのかをまとめたものだ。それによると、買収によってその形態を大きく変えてしまった会社や、役目を終えて消滅してしまった会社も少なくないのだという。宮沢はこれを盾に、いくら好条件を出されても先の保証などないではないか、と御園に迫ったのだった。

 坂本のナイスアシストと言いたいところではあるが、よくよく考えればそもそも買収話を宮沢に持ち掛けたのは坂本自身である。とすると、フェリックスによる買収話が本当に信頼できるのどうかを十分確かめないままに宮沢に紹介していたということになってしまい、あまりほめられた話ではない。「シルクレイをほしがる会社は他にも必ずある」と宮沢が見得を切った時には、「その通りだぞ! わかったか!」とでも言いたげな表情で御園の顔を見据えていたが、相変わらず詰めが甘かったと言われても仕方がないかもしれない。

 とはいえ、こはぜ屋を思う気持ちでは誰にも負けないし、いざという時に頼りになるキャラクターであることは疑いようもない。演じる風間も、熱い気持ちはあふれているものの、ビジネスマンとしてまだまだ経験不足な「坂本」という人物を生き生きと表現しているようだ。ただただかっこいい“スーパーマン”のような人物ではなく、失敗を繰り返しつつも情熱と行動力でこはぜ屋を支えていくところに、人間らしい魅力があると言えそうだ。

 次週はいよいよ最終回だが、フェリックスとこはぜ屋の関係がどうなるのか、坂本はそこにどう関わるのかを楽しみに待ちたい。

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