サイ女の朝ドラ通信

『わろてんか』松坂桃李もびっくり!? 死んだのに、やたらと登場する藤吉にツッコミの声

2018/02/23 15:20
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『わろてんか』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で「風鳥亭」をはじめ多数の寄席を抱える「北村笑店」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
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■2月17日(土)/115話~2月23日(金)/120話
 アメリカの「マーチン・ショウ」を日本で開催しようとして、詐欺に遭ったてんの息子・隼也(成田凌)が、てんの監督下で一から修業をやり直す姿が描かれた115話。専務の風太(濱田岳)や仲間たちの後押しを受け、隼也は前向きに修行に取り組むようになる。また同話では、てんが藤吉からもらった鈴を鳴らしたことで、病気で亡くなった藤吉が現れる。亡くなったにもかかわらず、ドラマ内に幾度も登場するため、視聴者からは「藤吉、出てきすぎ」「なんやかんや幽霊として毎週出てくるな」「死んだはずなのに(笑) しかも、生きてる時よりいい仕事する」と藤吉へツッコミの声が続出。藤吉役の松坂も、自身のTwitterで「ご覧になってる方はお気付きかと思いますが、、、藤吉、出てますね。毎週。自分も正直この流れを聞いたときは驚きました」とコメントしている。

 116話では、隼也の先見の明を証明しようと、執行役員の栞(高橋一生)が本物の「マーチン・ショウ」をアメリカから呼ぶことにする。しかし、てんはそのプロジェクトから隼也を外す決断を下す。117話では、「マーチン・ショウ」に関われないことで落ち込む隼也が、せめてその中でもできることをしようと、英語教師の加納つばき(水上京香)の協力を得て、新たな企画を考え始める。

 北村笑店の人気お笑いコンビである四郎(松尾諭)とリリコ(広瀬アリス)が、互いに漫才の相方以上の好意を持ち始め、いつもよりギクシャクする2人の姿を描いた118話。一方、隼也も、徐々につばきに惹かれていく。

 119話では、隼也とつばき、四郎とリリコの2つの恋が進行。そんな中、隼也は、つばきの様子がいつもと違うことに気づく。つばきは隼也に結納が決まったことを告げ、自身が大銀行の頭取の娘で会社の跡を継ぐ婿を取らなければならないと明かすのだった。

 隼也がつばきを家に連れて帰ってきた120話。全ての話を聞いたてんは、つばきの恋については何も言わずに、夕ご飯を一緒に食べないかと誘う。そこへ立ち寄った風太に連れ出された隼也は、喧嘩しながらも仲睦まじい風太とトキ(徳永えり)夫婦の姿を見て励まされる。結局、一緒に夕飯を囲んだ隼也とつばきは、綺麗な満月の見える縁側で、静かに自分たちの恋に決着をつけるのだった。視聴者からは、この展開に「切ないけど、でもいい終わり方だと思う」「てんと藤吉が駆け落ちだったから、隼也も突っ走ると思ったけどそうはいかないか。2人はこれで良かった」と納得の声が上がっている。

 次回は四郎とリリコの恋の行方が描かれそう。2人の恋の結末をきちんと見届けよう。

最終更新:2018/02/23 15:20
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