「女性のイキ顔を見るためにセックスしてる」と断言する男性とのセックスが、地獄だった

 こんにちは! 白雪魔夢子です。エッチ目的で出会い系サイトをやるなら、テクニックがある男性と出会いたいものです。でも、テクニックのある男性をプロフィールやコメントから選ぶのってけっこう難しいんですよね……。今回は、白雪がそう思うきっかけになった出来事、E氏(30代中ごろ)とのお話です。

『こんにちは! セフレ探し中のEです。僕の性癖はノーマルですが、女性がイクのを見るのが大好きで、その姿を見たくてエッチしているといっても過言ではありません。なので、魔夢子さんがご希望されるプレイもぜひ一緒にできればと思います』

 このファーストメッセージを見た瞬間、白雪は膣キュンしてしまいました……。『女性のイク姿を見るのが好き』っていうことは、何時間もクンニしてくれたり、優しくマッサージとかしてくれちゃうのかしら!?

 期待に胸を膨らませながら、まずはE氏の写真を確認。キラッキラのシャンデリアが下がった高級感漂う室内で、10人は座れそうな円卓の前に立ってにっこりとほほ笑むスーツ姿のE氏がひとりで映っています。まあ、リッチボーイ。

 しかし、すぐ白雪の頭には「?」が浮かびました。人生経験30年越えの白雪は、すぐにその背景にピーンと来てしまったのです……。これ、集団でお高いレストランを予約して、一番乗りしたE氏がひとりで自撮りしただけじゃね? そういう夜にひとりの写真を撮って、プロフィール画像に使用する人か……。その瞬間、ハイテンションだった気持ちがふっと下がりました。

 ま、まあ、でもね! 自撮り大好き人間だろうと、『高級なものに囲まれている僕』をアピールしている男性だろうと、女の子のイク姿を見るのが好きなら良い! E氏が見栄っ張りボーイだろうと、関係ない! 気持ちいいセックスができればオールオッケー!!! 無理やりそう自分を納得させて、白雪は彼にメッセージを返したのです。

◎英雄(?)は色を好むらしい

 近くのセブンイレブンまで迎えに来てもらい、E氏の車に乗り込みました。車は軽のコンパクトな赤い自動車。やはりE氏はリッチボーイではなかったようです。

 待ち合わせしたのが金曜日だったせいか、E氏はホテルに向かう車内でとにかく仕事が疲れたという話ばかりしていました(ちなみにE氏の仕事は市場の事務らしいです)。

E氏「俺さ、基本的に真面目だから週末は疲れ果てるぐらい働き続けちゃうの」
白雪「そうなんだ、すごいね」
E氏「働ければ働くほど、求めたくなっちゃうんだよね……」
白雪「何を?」
E氏「何をって……わかるでしょ? やっぱさ、英雄色を好むっていうのはよく言ったものだよね」

 英雄……? E氏の服装はユニクロと思われるダウンコート(たしか9980円)に黒いジーンズ。履きつぶしたスニーカー。顔立ちは気のよさそうなお兄ちゃんって感じですが、うっすらと無精ひげが生えていて、全体的に薄汚れています。とはいえ、プライドは高そう。さっきの発言も決して冗談で言ったのではないようなので、ここはツッコまずにスルーが得策でしょう。

 その後もE氏は仕事の激務っぷりをアツく語っていましたが、白雪は話半分に聞き流し、E氏はどんなクンニをするんだろう……とまったく別のことを考えていました。

◎イク姿が好きっていうけどさ…

 ホテルに到着すると、E氏は慣れた様子で浴室に行き、歯ブラシを2本持ってきました。「最初に歯磨きしないとね」と言いながら、白雪に1本渡してきたので、素直に磨き、口をゆすいで振り返った瞬間、E氏にいきなり唇を奪われました。う~、歯磨き粉臭の吐息~。そしていきなりディープキス~!! E氏はディープキスが大好きなのか、それとも『女性をイかせる前戯』としてなのか、私の舌を吸ったり、歯の間を舐めたり、とにかくキスが濃厚です。

 でもね、ちょっとタイムタイム!! エロ漫画の長いディープキスを終えて「ぷはあ!」と息を吸うシーンさながら、息つく間もないキス……死にそうになるからやめて!! 白雪は基本的に鼻が詰まり気味なので、上手に鼻呼吸できないんです。もはや、舌の気持ち良さどころじゃありません。酸素をよこせええ……ぷはあ!!

E氏「腰、くだけてない? 大丈夫? ベッドに行こうね」

 え、腰は全然大丈夫。白雪が一生懸命酸素を吸っていると、E氏に半ば強引にベッドに連れていかれました。そして、ベッドに押し倒されるやいなや、今度は履いていたスカートをめくられ、ストッキングを脱がされます。ちょっと待って。いきなりクンニ!? お風呂に入っていないのに!? と白雪が焦っていると、E氏はパンツの間から指を入れてきました。

E氏「声、我慢しなくていいよ。ホテルなんだから、思いっきり感じていいんだよ」

ベッドでかけてくれる言葉は本当に紳士的なんです。でもね、なんか『これじゃない感』がすごい。だって、悲しいほどに気持ちよくない。ディープキスで腰は砕けないし、手マンで声を出さないのは我慢してるわけじゃない。着衣プレイが好きなのかもしれないけど、個人的にはせめてパンツとスカート脱がせてくれよ……というように、E氏の自己満プレイと白雪のツボは何から何まで噛み合わないんです。

 その後もE氏は、白雪のセーターの上からおっぱいを揉みつつ、パンツの横から手を入れ、あそこをまさぐってくるのですが、興奮を高めていくE氏とは対照的に白雪はどんどん冷静になっていきます。

「私が責めるよ」と攻守交替宣言をしても、E氏は「俺のことはいいの! 女の子が気持ちよくなってるのを見るのが好きなんだから!」と頑なに拒否するのです。違うんだよ、E氏の手マンが痛いから早く終わらせたいんだよ。

E氏「イキそうになったらイクってちゃんと言うんだよ?」
白雪「う、うん……」

 その瞬間、悲劇が起こりました。『エッチの時、女の子の反応を見ながら責めるべし』などと書かれているハウツー記事は山ほどありますが、E氏は私の反応が薄いことには気づいたようで、手マンのスピードを急に早めてきたのです。指が膣に擦れて痛え……もう耐えられない……!!

白雪「い、イキそう」

 今すぐ手を止めてほしい白雪は、自分のテク酔っているE氏に「気持ち良くないどころか痛い」と伝えるよりも、イクふりをしたほうが楽だと判断。E氏のようなゆきずりの相手に教えてあげる義理もねえ! 太ももをぴくぴく震わせ、お尻に力をいれてギュっギュと膣を動かしました。

白雪「ィ、いっちゃった……」

 E氏は満足そうな顔で微笑み、「よくやったね」と芸をした犬をほめるかのように、手マンでべたべたの手で白雪の頭を撫でてきました。あ、あのさ……。今度は私が本気で責めていい? 竿を左手で掴んで、亀頭を右手でごしごしごし~~~!!! ってやすりで削ってもいい?

今回の教訓『イクのを見るのが好き、という男には気をつけろ!』

 なにが『イク姿を見るためにエッチしているといっても過言ではない』だ、ボケが!! お前とセックスした女の子は皆、恐怖で演技するしかなかっただけだよ!! と頭の中で暴言を吐きながら家に帰りました。

 皆さんも出会い系サイトで『イクのを見るのが好き』という男性には気を付けてくださいね。最低でもそういう男に出会ったら「どうやってイカせるの?」と聞いてみてください。「クンニ」と答えたら、ギリセーフ。「手マン」と答えたら、その男は地雷の危険性・大です!



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