仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」

高橋真麻、非リア充キャラが綻んだ瞬間――カネの話ににじみ出た“セレブなお育ち”

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高橋真麻オフィシャルブログより

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の芸能人>
「そのお金は高島さんが支払うんですよね?」高橋真麻
『バイキング』(フジテレビ系、7月5日)

 やっぱり育ちは変えられない。フリーアナウンサー・高橋真麻を見ていると、そう思うことがある。

 真麻がフジテレビに入局したばかりの頃、いろいろな意味で物議を醸した。キー局の中でも、特に派手な女性を採用することで知られるフジだが、真麻のルックスはそちらの系統ではなかった。父親が高橋英樹という有名俳優だったことから、コネという“一種のズル”で入社にこぎつけたのではないかという見方が浮上する。

 コネ疑惑に対する“禊”として、真麻は『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で、とんねるずからの“愛あるイジり”を経験する。熱湯をかけられる、鼻フックされ、一斗缶で殴られる。英樹も収録に立ち会い、娘の様子を見て笑う姿も放送された。ここには、番組側の「有名俳優の娘だからって、特別扱いしていません」というメッセージが隠されている。真麻側としても「これはいじめではありません(だから、親もこんな姿を見て笑っています)」「これで知名度が上がれば安いもの」とメリットがあるから引き受けたのだろうが、筆者のような究極の第三者として見ると、「顔がイマイチだと、ここまでやらないと仕事をもらえないのか」と暗澹たる気持ちになる。

 体を張る自虐的な芸風が評価され、真麻はたくさんの番組に起用されるが、前に出るほど、女性としての自信を失っていくというパラドックスにはまっているように見える。例えば、『千原ジュニアのへべれけ!』(東海テレビ)で真麻はアシスタントを務めており、千原ジュニアは「一番やりやすい人」と真麻を評価するものの、女性的魅力は低い人として扱っているようだ。

 ある回で真麻は、ゲストのおのののか、中村アンとともにジュニアに男性としての点数をつけた。おの、中村アンは低い点数をつけ、真麻は満点に近い高得点をつけるが、ジュニアは真麻を無視して、おのやアンとずっと話している。「私は高い点数つけたのに」と真麻がぼやき、ジュニアは謝罪するが、たとえバラエティだとしても「女性としての真麻に興味がない」という態度を取られるのは、少なからず自信喪失につながるのではないだろうか。

 そのせいか、真麻は『有吉弘行のダレトク!?』(関西テレビ)において、有吉との相性の良さを共演者に指摘されても、「演者に馴れ馴れしくしない」と、あくまでもビジネス上の関係であると自分に言い聞かせているようである。

非リア充ごっこは、セレブのお遊戯

しぃちゃん

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