ファンが署名活動まで

繁殖行為=乱交!? 自然ドキュメンタリーでご機嫌な解説をするS・ドッグが大評判

 全米で愛される大御所ラッパーのスヌープ・ドッグがバラエティ番組の企画で、最も素晴らしい自然ドキュメンタリー番組と呼ばれる『プラネットアース』をネタにナレーションを務めた。これが大ウケし、本家『プラネットアース』でのナレーションに抜てきされるよう署名活動まで行われる騒ぎになっている。

 『プラネットアース』(2006年)は、英「BBC」局がメインとなって制作した全11集で構成される大自然ドキュメンタリーシリーズ。約70人のカメラクルーが、5年の歳月をかけて撮影した「地球のダイナミックな環境と、そこに生きる命のドラマ」を紹介した作品で、美しく迫力ある映像で世界中の人々を魅了した。アメリカでもケーブルテレビ「ディスカバリーチャンネル」で繰り返し再放送されている。

 ナレーションを担当するのは、イギリスの動物/植物学者のデイビッド・アッテンボロー。落ち着いた口調で、子どもでも理解しやすい言葉を使い、なおかつ興味を惹くように説明する絶妙のナレーションは、高く評価されている。アメリカでは、知名度と好感度の高さから女優のシガニー・ウィーバーのナレーションで放送されているが、DVDはデイビッド版が最も売れているようだ。

 この『プラネットアース』のナレーションをスヌープに打診したのは、おもしろ企画を生み出している人気深夜番組『ジミー・キンメル・ライブ!』。1990年代のデビュー当時は、殺人罪容疑で裁判にまでかけられていたほどの「こわもてギャングスタ・ラッパー」だったスヌープも、40を過ぎた今ではすっかり円くなり、「マリファナ好きなアンクル・スヌープ(スヌープおじさん)」と呼ばれる人気者に。彼は、70年代にピンプやハスラーたちが好んで話していた、「イズル・スピーク」を復活させたラッパーとして知られており、デビュー当時は最高にカッコイイとリスペクトされていたが、今ではネタ扱いされている。

 「イズル・スピーク」とは、「ジャイヴ」と呼ばれる「独特のイントネーションと仲間内だけに通じるスラングを取り入れたアフリカン・アメリカン・イングリッシュ」に、単語の語尾に「izzie」「izz」と付ける話し方のこと。スヌープは90年代にこれを復活させ、「スヌープ語」として定着させたのだった。ノリのいいスヌープは、『ジミー・キンメル・ライブ!』からのオファーにOKを出し、『プラネットアース』と「イズル・スピーク」を掛け合わせた『プリザネットアース』の制作が始まり、14年7月から不定期に放送されている。

 『プリザネットアース』は、まずアフリカの大草原の画像をバックに、ナレーターデスクに座るスヌープがサングラス姿で登場し、「ヨウ! チェケラ!」と上機嫌に言い放つところからスタート。ワニに向かって果敢に攻撃するカワウソを見て、「すげぇ! こりゃ、蛇を食べるマングースか?」と感心したように言い、退散するワニを「オレたちの勝ちだぜ! またな! ハラ~ハラ~ハラ~!」とカワウソ目線で上機嫌にコメント。

 アザラシが大海原を泳ぐシーンでは「(アザラシが)ケツを振り上げて跳ねてやがる」とディスり始め、アザラシにホオジロザメが襲いかかると大興奮し、「マザー・フ●ッカー」「フ●ック」と連呼。放送禁止用語であるため、「ピーピー」という音しか聞こえない状態になり、最後に再びスヌープが登場し、「冷酷だぜ、ンーンーンー」と頭を振る。

スヌープには、大麻の生育過程でも見せておけばご機嫌だから!

しぃちゃん

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