今年もやらかしてるぜ!

スヌープの子どもの誕生会がまるでギャグ、ガガがマリアッチフェスをゲイパレードだと勘違い! セレブのB級ニュース2015

2015/12/31 16:00
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『ターミネーター』に出てるんだか、『エクスペンダブルズ』に出てるんだか、本人たちも混乱してそうなオーバー60

 アリアナ・グランデが売り物のドーナツを舐めて戻す映像が流出したり、マドンナがライブで年下の歌手ドレイクに無理やりディープキスをして嫌がられたり、バッシングネタが豊富だった2015年。ホイットニー・ヒューストンの娘ボビー・クリスティナ・ブラウンの死や、売春宿で薬物を過剰摂取して死にかけたラマー・オドムといったショッキングなニュースも少なくなかった。今回はこれらのビッグニュースに押され、大きく報じられることがなかった「セレブのB級ニュース」をご紹介しよう。

■シュワちゃん、そっくりさんに「I’ll be back」を教える

 世界的な人気を誇る映画『ターミネーター』シリーズの最新作、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が今年7月に公開され、12年ぶりにアーノルド・シュワルツェネッガーが主演したことで、公開前から大きな注目を集めた。そんな中、アーノルドは作品とチャリティの宣伝を兼ねた、「どっきり企画」に参加。おなじみのターミネーターT‐800役の特殊メイクを施した姿で、観光客が集まるハリウッドの中心部に繰り出した。

 ハリウッド大通りで、まず観光客に「生き延びたいのなら一緒に来い!」と手を差し伸べるが、相手は無言で冷たい反応。実はこの場所、ハリウッド映画の人気キャラクターにコスプレした輩が、観光客と一緒に有料で写真撮影を行うという悪徳商売が盛ん。そのため、本物だと思われなかったのだ。

 しかし、アーノルドはめげることなく大通りを闊歩。ターミネーターのコスプレ男を発見し、頼りない雰囲気の“そっくりさん”に向かって「お前誰だ!」「オレはT‐800、サイバネティック生命体。生体細胞に覆われた金属骨格を持つ」と映画さながらに説明。そして、ターミネーターの決め台詞「I’ll be back」と言い放ち、そっくりさんにも同じ台詞を言わせるのだが、男は声質が異なるため、うまく真似できない。アーノルドは繰り返し言い方を伝授し、近くで見ていた観光客を大喜びさせた。

■スヌープ・ドッグが企画した、残念すぎるパーティー

 デビュー当時は殺人容疑をかけられるほどのハードコアなギャングスタラッパーで、世間から恐れられていたスヌープ・ドッグ。時は流れ、今年1月長男コーディに赤ん坊が誕生し、「おじいちゃん」になった。そんなスヌープは、2月に18歳の誕生日を迎えた次男コーデル、6月に16歳の誕生日を迎えた長女コーリーのために誕生日パーティーを企画。18歳は、アメリカの大多数の州で選挙権が与えられる(=法律上の成人と見なされる)という大きな節目の年齢。一方、女子にとっての16歳は「スウィート・シックスティーン」と呼ばれ、親の許可があれば結婚できる州が多いことや、運転免許が取得可能になる州が多いために親の送迎が必要なくなり自由になるという意味で、これまた重要な年齢。そのため、スヌープパパは大いに張り切った。

 その結果、次男の誕生日パーティーは映画『星の王子 ニューヨークへ行く』に出てくる、裕福なアフリカ諸国の王子の結婚式のようなセレモニーに。息子に、高級スーツとミンクのコート&王冠をかぶらせ、妻は女王の衣装。自身は黒いコートにサングラス姿で、マフィアのドンのような雰囲気を漂わせながらセレモニーを静かに見守っていたのだが、世間は「ギャグだろ」と大爆笑。

 長女にはクールなダンスパーティをプレゼントしたのだが、ジェネレーションギャップのせいか、参加者の誰も彼もがしらけムード。空気が読める次男たちとは大違いで、天下のスヌープも「マリファナ好きなレゲエじいさん」扱い。スヌープ自らマイクを持ち、ご機嫌で「ダンスしようぜ~」と呼びかけるものの、みんな座ってスマホをいじり、踊っているのはスヌープだけというお寒い状況に。最後はプロのダンサーたちがダンスフロアーを盛り上げる始末で、ネット上では「楽しんでるのはスヌープじいさんだけ」「でも幸せそうだから、いいか」という声が上がった。

■マリリンVSコートニー、不毛なビーフ

 90年代にロック界で大暴れしたマリリン・マンソンとコートニー・ラブは、犬猿の仲だと言われてきた。1月に発売された米男性誌「Esquire」のインタビューで、なぜコートニーと不仲なのかを聞かれたマリリンは、「実はケンカなんてしたことないんだよね。オレたちの間に微妙な空気が流れてるのは確かだけどさ。だってあの女、オレのダチほとんどとヤッてんだぜ。オレ以外の全員と」と、彼女がアバズレだと攻撃しつつ、「あの女さ、こう言ったんだよ。“あんたはアタシなんかとフ●ックしたくないんでしょ。アタシよりも頭いいとか思ってんでしょ”ってね。オレは、“お前の言う通りだよ”って返したんだけど」と説明。コートニーが一方的に自分を恐れている、と言わんばかりの発言をした。

 これに対し、コートニーはTwitterで「オー・マイ・ゴッド!」とマリリンに向かって呼びかけ、「アンタのことホモだって、ずっと勘違いしてたわ。喜んでフ●ックしてあげるわよ。金曜日の1時15分から18分まで暇だから。(早漏だろうから、3分もあれば)セックス後の喫煙タイムもバッチリだわね」という反撃ツイートを投稿。娘から絶縁状を叩き付けられるほどの薬物中毒だったわりにはキレのいい攻撃ができる、と話題になった。

in CELEB(イン・セレブ) 2016年 01 月号 [雑誌]
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