なんとなく想像がつく顔ぶれ

酒飲み、育児放棄、薬漬け……問題視されやすい、お騒がせママセレブ

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『ビバヒル』では長らく処女の役だったのに……

 アメリカでは、子育てに奮闘する母親たちを暖かい目で見守る人がほとんど。公共マナーを守れるなど最低限のしつけができていれば、親バカであっても、「子どもの個性を大事にして素晴らしい」と褒められるものである。そのためセレブが一般人とはちょっとズレた子育てをしていても、「人それぞれだから」と受け止め、日本のように炎上騒ぎになることは少ない。しかし、虐待に対して敏感な国だからか、少しでも疑いのタネがあるセレブには容赦なくバッシングを浴びせる。今回は、次々とバッシングネタを提供する「お騒がせママセレブ」を紹介しよう。

トリ・スペリング

 『ビバリーヒルズ高校/青春白書』のドナ役でブレイクしたトリ・スペリングは、「テレビ界の重鎮である父親のコネでスターになった」と10代の頃から何かにつけバッシングされてきた。特にチャーリー・シャニアンと豪華な結婚式を挙げたにもかかわらず、うだつの上がらないカナダ人俳優ディーン・マクダーモットと駆け落ち同然で再婚したことがクローズアップされ、ハリウッドを代表するワガママ娘といわれてきた。

 そんな彼女に第一子が誕生。駆け落ち同然のため豪邸ではない“ちょっと大きめの家”で、ディーンと共に育児に奮闘する姿をカメラが追うリアリティ番組がオンエアされると、たちまち世間は彼女のことを褒め始めた。しかし、トリは間を空けずに第二子、第三子、第四子を産み続け、世間は「番組のネタになるから産んでいるのか?」と疑問を持つように。番組に出てくる子どもたちは、無理やり出されている感がありありで、「ある意味虐待」とも言われるようになった。

 また、3人目を産んだ後、産後の肥立ちが悪く心配されたトリだったが、2カ月後再び妊娠してしまい、世間を唖然とさせた。4人目出産後もトリは体調を崩しており、「母親として健康管理できないのはダメだ」と厳しい声が上がっている。

クリスティーナ・アギレラ

 審査員を務めるオーディション番組『The Voice』での振る舞いと、激太りばかりが話題になっているクリスティーナ・アギレラ。しかし彼女は4歳になる男の子を持つ、れっきとした母親である。しかし、育児が苦手なのか、子ども嫌いなのか、息子と触れ合う姿がほとんどパパラッチされず、ファンの間でも心配されてきた。

 そんな彼女が「ダメ母」の烙印を押されたのは、息子の父親で作曲家のジョーダン・ブラッドマンと離婚することを発表した後に、新しい恋人と毎晩のようにクラブで飲んだくれるようになってから。「飲むなとは言わないが、泥酔して失態を繰り返しても浴びるように酒を飲むのは、幼い子持ちの母親がすることじゃない。母親の自覚がない」と大バッシングされるようになった。

 ジョーダンがかいがいしく息子の世話をしたり、公園で楽しそうに遊ぶ姿が頻繁にパパラッチされるようになり、クリスティーナは親権を放棄すべきという声まで上がるように。その後、クリスティーナが息子を抱っこする姿がパパラッチされ「久しぶりの母子の触れ合いか」と思われたものの、息子が目の周りに青たんをこさえていたためタブロイドは「虐待!?」と煽り、アンチ・アギレラは「そうに違いない」と大騒ぎした。

 そんなクリスティーナは、「セクシュアルであることを恥じないという母親の姿を、息子に見えてあげることが大事」とも発言しており、つける薬はもはやないとも叩かれている。

■コートニー・ラブ

 カート・コバーンとの間にもうけた一人娘フランシス・ビーンを妊娠中に、「ヘロインは妊娠初期で止めた」と公言。「麻薬じゃないし」とタバコをプカプカ吸いまくり、これを問題視した州から、出産直後「子どもをきちんと育てる状態にない」と養育権裁判を起こされるなど、出産前後から前途多難だったコートニー・ラブ。フランシスが2歳になる前にカートは自殺し、その後、コートニーは薬漬けで、カートの母親ら周囲の助けなしでは子育てがでじゅない状態に。「奇跡的に健康に産んだことだけが、唯一褒められるダメ母」とバッシングされるようになった。

 それでもコートニーは彼女なりに娘のことを思い愛情を注ぎ、インタビューでもフランシスに関する話題を出してきたりしたが、常に空回り。2009年には、とうとう裁判官から「親権を剥奪する」と言い渡され、娘はカートの母親と暮らし始めた。この裁判でフランシスが証言台に立ったのだが、その内容はすさまじいもので、「コートニーは史上最低の母親だ」と大バッシングされるようになった。

 フランシスが証言した内容だが、「私の記憶にある限り、母はずっと薬浸りだった。精神的な薬とか、タバコもいつも吸っていた」「両親共にヤク中だったからヘロイン・ベビーと呼ばれ、いじめられた」「寝たばこをしてボヤを3回も起こした」「薬でフラフラして、食事もしないし掃除もしない。部屋は汚く、ペットの世話もできないので、部屋の隅で死んでた」という衝撃的なもの。コートニーはTwitterで娘に向かってのメッセージを必死に送っているものの嫌がられ、娘が彼と同棲を始め独立した今も強いこだわりを見せては「いい加減にするべき」とバッシングされている。

アンジェリーナ・ジョリー

 ハリウッドの聖母と呼ばれているアンジェリーナ・ジョリーも、しばしば育児の仕方がおかしいとバッシングされる。11歳のマドックスを筆頭に、8歳のパックス、7歳のザハラ、6歳のシャイロ、4歳のノックスとヴィヴィアンの双子と、3人の養子と3人の実子を育てている彼女だが、ろくにしつけもせず野放し状態だとウワサされているのだ。

 世界一パパラッチされる家族とも言われる彼らだが、子どもたちはジャンクフードを手にしていることが多く、食生活を心配する声が多かった。今年3月に英タブロイド紙「OK」が「子どもたちはファーストフードばかり食べている。朝食からしてドーナツ。砂糖ばかり摂るので子どもたちはハイパーになっており、暴れまくり、ハチャメチャだ」「シャイロはクッキーを一気に5枚食べ、マドックスはファンタ・オレンジを一気に3缶飲む」と報じると、彼女の育児を疑問視してきた女性たちが色めき立ったのだ。記事には、「アンジェリーナは、歯磨きも『したくなければしなくてもよい』と言い、食事前に手を洗わなくても気にしない。何日間もシャワーを浴びず悪臭を放っていても気に留めず、子どもたちはとても不衛生」とも書かれており、厳しくバッシングされた。

 またアンジェリーナは、仕事や慈善活動が忙しく、子どもたちと遊んであげられないことを申し訳ないと思うのか、特別な日でなくてもおもちゃを買い与えることが多く、世界中の玩具店から出てくるところをパパラッチされている。子どもが欲しがるままおもちゃを買い与えるのはよくないという声も多いのだが、これに過剰に反応しているのはアメリカのコンサバ層。彼らは水鉄砲でさえも「子どもに銃の形をしたおもちゃを与えるのはよくない」と反対するため、「アンジェリーナは、子どもたちにライフルやピストルのおもちゃを与えている! 戦争ごっこをしていても止めない。末恐ろしい!」とバッシングしているのだ。

 ほかにも、シャイロを男子のような格好にさせたのはアンジェリーナの差し金だという報道もあり、一部からはとんでもない悪母と叩かれまくられている。

ケイティ・ホームズ

 トム・クルーズと世界各国でいちゃつき「世紀のバカップル」といわれたものの、結婚後はどんどん暗くなり、ワガママいっぱいに育っている娘スリの召し使いのように黙々と育児をする姿に同情が集まったケイティ・ホームズ。しかし、スリが3歳になり深紅の口紅をし、ヒールのあるサンダルを履いて高そうな服を着てマンハッタンの街を歩き回る姿がパパラッチされるようになると、バッシングする声が上がった。スリのヒールはクリスチャン・ルブタンのオーダーメイドで2,400ドルもするというウワサや、服も鞄も一流ブランドばかりというゴシップも飛び交い、「お金があるからといって、何でも買い与えるとワガママに育つ。人格がゆがむ。これは虐待!」とケイティは白い目で見られるようになった。

 また、この頃、ケイティはスリを連れてビヨンセのコンサートに繰り出したのだが、大音量に驚いたのかスリがぐずり、席を離れた。が、しばらくして、なんとスリの耳にスタッフが使うイヤーマフを当てて席に戻ってきたのだ。これには「虐待だ」という声のほかに、「ケイティにはスリを預ける友達がいないのか。トムが友人をつくることを許さないのか」という同情の声も上がった。

 3歳半の時には、ケイティの映画撮影現場でのどが渇いたらしいスリに哺乳瓶に入れたミルクを与えているところをパパラッチ。米芸能誌「US」は「1歳過ぎたら哺乳瓶は卒業し、ストローや飲み口のついたマグを使うべき」という専門家の声を紹介。「無理に離すと指しゃぶりしてしまうのでよくない。いつ卒業するかは子どもに任せるべき」という別の専門家の言葉も紹介していたものの、6歳半になる今も指しゃぶりしているところをパパラッチされているので、スリには当てはまらなかったようである。ちなみに、スリが4歳の時には、アイスクリームショップでペニスの形をしたグミの箱を持たせている姿がパパラッチされている。「これも虐待」だという声が上がった。

 このように何かとバッシングされまくられていたケイティだが、今年トムと電撃離婚した後は、スリのブランド服、ヒール靴、口紅などを処分したとタブロイド紙が報道。すべてはトムがしていたことだったと伝えられ、再びケイティに同情が集まったが、その後、スリが自分用のiPhoneを持っていることが報じられると「6歳児にスマートフォンを与えるとは、やっぱりバカ親」と叩かれてしまった。

 数年前、メルトダウンして「母親としてこんなにひどい姿を見せるなんて最悪」と叩かれたブリトニー・スピアーズは、母親の、元夫で子どもたちの実父ケヴィン・フェダーライン、婚約者ジェイソン・トラウィックらの力を借り、今ではすっかり「よき母親」として見られるようになった。

 ちょっと手を抜いても叩かれてしまうママセレブたちに同情する声も上がっているが、これも有名税だという見方をする者もいる。ケイト・ハドソンを娘に持つゴールディ・ホーンのように子育てに成功しているママセレブもいるのだから、バッシングにもめげず、頑張ってもらいたいものだ。

王者の貫録

しぃちゃん

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