【動画あり】

「男だったら手当たり次第」キャメロンとグウィネスのラップが話題に!

2012/10/15 16:00
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音痴疑惑も好感が持てるキャメロン・ディアス

 上品でエレガントな雰囲気を漂わせている女優のグウィネス・パルトローと健康的でグラマラスなイメージを持つキャメロン・ディアスが、親交の深い人気コメディエンヌのために即席ラップ動画を制作した。キャメロンのビートに合わせて独特なラップを披露するグウィネスのコンビは、予想外にハードコアな仕上がりになっている。

 今回、グウィネスとキャメロンが忙しい合間を縫ってラップ動画を作成したのは、友人チェルシー・ハンドラーのため。彼女は、『MTVビデオ・ミュージック・アワード』の司会を務めたことがある、毒舌トークやコメントが売りのアラフォー(37歳)独女コメディエンヌ。これまで「アンジェリーナ・ジョリーは信用ならない。アイツは女性にとって親友と正反対の位置にいるオンナ」と吠えたり、交際がウワサされたハードコア・ラッパーの50セントとのことについて聞かれ、「彼とのセックスはよかったわよ。ノーマルだったわ。ぶっ飛んでるとか、最高とかいうセックスじゃなかったけどね……っていうか、ほかの人と、もっとすごいセックスしたことあるし。でも、50セントとのセックスもよかったわ」と告白するなど、あけっぴろな性格で人気を集めている。

 そんなチェルシーが5年以上司会を務める深夜トーク番組『Chelsea Lately』で、番組制作スタジオを新たに立ち上げたことを発表。「ヒップ・ホップ・コミュニティーに深いコネのある同僚2人が祝福リリックを贈ってくれました。みなさん、“Emcee(MC)グウィネス・パルトロー”と“Deejay(DJ) ジャズィー キャメロン・ディアス”です」とサプライズなビデオを紹介した。

 動画は携帯カメラで撮影したような画像の粗いもので、画面の右側に白いシャツに白のミニスカートをはいたグウィネスが立ち、左側には黒シャツと黒パンツ姿で長めのゴールドチェーンをさげたキャメロンが座り、2人で「Y0! チェルシー」と言い、グウィネスがラップを始める。

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動画チェックしろYO!」

 「アンタが新しいスタジオ作ったって聞いたわヨ。でも、アンタがテレビに出られる本当に理由は、アバズレだからなんだって知ってるヨ!」「アンタは黒人、白人、男だったら手当たり次第。アンタの寝室、まるで遺失物取扱預かり所でショ!」と、両手を広げたり、目をカッと見開いたりと、ギャングスタ・スタイルのラップを披露。キャメロンは左手を口に当て、右手を左右に動かしリズムを取りながら「ブーン、ブ、ブンブン」と口でビートをとり、見事なヒューマン・ビートボックスぶりを披露する。

 グウィネスは続けて、「アタシたちはブロンド仲間だから好きだけど、やっぱ、一緒に外では遊べない。だって、アンタは飲み過ぎ、酔っ払い!」とラップし、キャメロンは「ブロンド仲間」という短いフレーズだけラップで参加。キャメロンの音程は少々ずれており、ラップはあまり得意ではないことがここでわかるのだが、2人ともノリに乗っており、とても楽しそうだ。

 そして、最後に、「このラップで満足してくれたら幸い。50セントはアンタが荒っぽいプレイじゃないと満足しないって言ってたけどネ!」という言葉で締めるのだが、キャメロンは「50セント~」の部分もラップで参加。直後、待ってましたとばかりに立ち上がり下品に腰を前後ろに激しく動かした。グウィネスも両手を挙げて上下に腰をクイッと動かすのだが、あまりにもキャメロンの動きや表情に品がないため、とてもかわいらしく見える。

 クラシック音楽愛好者というイメージがあるグウィネスだが、実は大のラップ好き。英「BBC」のトーク番組で得意げにラップを披露して世間を驚かせたことがある。ビヨンセの夫でヒップホップ界の帝王とも呼ばれるジェイ・Zとも親交が深く、今年6月にジェイがカニエ・ウェストとパリでコンサートを開催した際にはステージに飛び入り参加もしている。その際、興奮のあまり「ニガーがパリに! マジで!」とツイートし、バッシングされてしまうという苦い経験をしたが、状況を考えて、ジェイとカニエのコラボ曲「Ni**as in Paris」に掛けての発言であることは明らかだと、彼女を擁護する声も多く上がった。

 一方、スポーツ選手とばかり縁があるようなキャメロンも、またラップ界と深いつながりがあるとウワサされている。実は彼女、今年1月に東海岸を代表するヒップホップ・レーベル「Bad Boys」を立ち上げた超大物P・ディディことショーン・コムズと交際しているというゴシップが流れたのだ。2人はゴールデン・グローブ賞のアフターパーティーで人目もはばからず、サカリがついたティーンのようにやりまくっていたとタブロイド誌に書かれ、異色カップルの誕生だとゴシップされた。P・ディディは、その昔交際していたジェニファー・ロペスを一流歌手へとのし上がらせたヒットメーカーでもあることから、キャメロンも歌手にと期待もされたが、春には破局説が流れ、ウワサはうやむやに終わっている。

 グウィネスとキャメロンから「アバズレ」だの「男だったら手当たり次第」など、どこが祝福なのかわからないひどい言葉でラップされていたチェルシーだが、自他ともに認める男好きであるため、最高のジョークとして受け止めたようである。今後、2人が彼女の番組にゲスト出演した際、生でラップを披露することもあるのではないかと、ファンは期待を寄せている。

最終更新:2012/10/15 16:55
『窪塚洋介/卍LINETIMEW』
「オレとか呼んでくれたらすぐラップしちゃうけどね」
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