[連載]亀井百合子の「オシャレな女に憧れて」

紀香が信頼するユミリー風水が予言! 安室と淳は「結婚モード」!?

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「ユミリー風水★お金の幸せ法則」直居
由美里/主婦と生活社

 1月はなにかとスピリチュアルな時期である。各女性誌の表紙には「開運」だの「占い」だのという文字が輝いている。神社はなぜか”パワースポット”と呼ばれ、とうの立ったOLがいそいそと足を運び、愛だの恋だの必死に神頼みをする。そんな季節である。

 安室奈美恵と田村淳もパワースポットへ旅行に行ってきたという。風水建築デザイナーのユミリーこと直居由美里は、「田村敦(原文ママ)さんと安室奈美恵さんは1973年12月4日が誕生日の田村さんが九紫火星(申酉)、1977年9月20日が誕生日の安室さんが五黄土星(申酉)とまさに今結婚モードに入っている2人」「恋多き田村さんが、真剣に結婚を考えるのも納得のいく時期です」とふたりのゴールインを示唆した(直居由美里オフィシャルサイトより)

 ユミリーとは、藤原紀香が信奉していることで有名な人物だ。昨年12月に発行された紀香のフォトエッセイ『紀香バディ! 2 リ・アル』(講談社)にもその名が出てくる。07年の結婚時に出版した『紀香魂』(幻冬舎)では、陣内智則との出会いの背景にユミリーの言葉があったことが細かく書かれている。結果的に紀香の結婚は失敗に終わり、紀香サイドに頼まれたユミリーは離婚の経緯を週刊誌でペラペラとしゃべり、彼女の風水の信憑性も人間としての信頼性も地に落ちた。そんなこともどこ吹く風、安室と淳が「結婚モード」だなんて懲りない人である。

 だいたい紀香は「風水、風水」と言えば言うほど運がなさそうに見える。なぜだろう。あの完璧なバディにして、この”なんか違う!”感。ユミリーは常々「99%は自分の努力。残り1%の追い風が風水」だと言っているが、それで言ったらその1%で完全に失敗している。ユミリー先生、紀香へのアドバイス間違ってます!

 そもそもこのユミリー自身、2度の離婚歴があることをかつてテレビ番組で明かしている。しかも、2度とも実子を置いて家を出てきたという。子育てより仕事がしたかったらしい。他人に幸せになる法を説く前に、他にすることがいろいろあったのでは……とつい言いたくなるが、これくらいツラの皮が厚くなければ、風水相談初回登録料5万円+90分相談料5万円は取れないだろう。常人には言えないような恥ずかしいコトを、高いお金をもらってスラスラ言うのが占い師という職業なのである。
 
 風水はちょっとかじる程度なら、オシャレな感じがしないでもない。「風水が好き」という人は、生活に余裕がありそうだし、部屋もきちんと片付いてそうだ。でも、のめりこみ過ぎると確実に運気、婚期を逃す。というか、婚期を逃したとき「あの人は風水にのめりこんでて……」「あー、だからやっぱり」と陰で言われるのは確実。ほどほどに楽しみたい。ちなみに、「女性セブン」(小学館)1月28日号によれば、梨花はカレと風水の相性が最悪と出たため一度別れたものの、自分の心の声を聞いて考え直しヨリを戻して結婚に至ったそうだ。……芸能界ってこんな人たちばっかりなんですか?

 とりあえず、これからは「パワースポット」には必ず、(笑)をつけて使うようにしよう。パワースポット(笑)。ってことでよろしくお願いします。
(亀井百合子)

亀井百合子(かめい・ゆりこ)
1973年、東京都の隣の県生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスライターに。ファッション誌やカルチャー誌のライター、アパレルブランドのコピーライターとして活動中。

『ユミリー風水★お金の幸せ法則 (Todayムック) (単行本)』

「ユミリー」って口にするだけで安っぽい気分になる不思議

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