今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

嗚呼、どうして……自らを貶めた桑田佳祐の”気負い”

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『昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦 』

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎桑田佳祐
初回の「ニセ追悼番組」仕立の放送に、問い合わせや苦情の電話が殺到して波紋を呼んだ、桑田佳祐の新番組。「普通にやるんじゃ俺らしくない」という桑田サイドの意気込みと、「ですよね、変わったことやりましょうよ。桑田さんだったらこういうのOKでしょ!」というフジテレビ側のもみ手のコラボが生んだ世紀の勇み足。ま、ケチがついたのは、不謹慎うんぬんより、このおふざけがびっくりするほど古くてつまんなかったからだと思うのだが。追悼番組収録中に、着ぐるみ着た本人登場で皆吹き出しコメントできず、って21世紀にもなってテレビでやるネタか。自分で自分に付加価値つけようとしてコケるって、掛け値なしにカッコ悪い。「普通」で十分有難いのに。ケチつけたよなあ。

◎オーディション番組のあり方
セールスマン、ポール・ポッツを一夜にしてオペラ歌手にしたイギリスのオーディション番組に、再び新星登場。今度は天使の歌声を持つ47歳のさえないオバサンである。確かに、「パッとしない人がものすごい才能を発揮する瞬間」というのを見せられると、鳥肌が立つような感覚がおこる。「見物」として掛け値なしに面白いと思う。でもイヤな予感がするな。確実に各テレビ局で、このテの新番組の企画が始動しているはず。それも「スター誕生」的方向性で。言っとくぞ。それは違う。はじめに「感動」ありきで探しても、ああいうタマは絶対に見つからないからな。標榜すべきは「スタ誕」ではなく「TVジョッキー」。我々が待っているのは、スカウトマンのプラカードではなく、あの白いギターを手にすることのできる、選ばれし者なのだから。

◎正しい”事件の楽しみ方”
報道であらましを知ったあとも、「どんな感じだったのかな」「もしかして、あんなことやこんなこともあったのかな」と、想像の翼が無限に広がる。それもどんどんまぬけな方向に。私はこういう事件が大好きだ。この数日、ずっと脳内でためつすがめつあれこれ再現しては楽しんでいる。それは「デヴィ夫人、街宣車と大ゲンカ」。……もうたまらん。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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