今年もやるみたい

『女芸人No.1決定戦 THE W』歴代優勝者&視聴率一覧! 千原ジュニアは「時代錯誤」と指摘

2023/12/09 19:00
仲宗根由紀子(エンタメライター)
ゆりやんレトリィバァの画像
3年ぶり4回目の決勝出場となるゆりやん(C)サイゾーウーマン

 12月9日、一番面白い女性芸人を決定するコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W2023』が(日本テレビ系/午後7時~9時54分)が放送される。

 今年は過去最高の863組がエントリーし、決勝に残ったのは、まいあんつ(ワタナベエンターテインメント)、はるかぜに告ぐ(吉本興業)、スパイク(吉本興業)、やす子(SMA)、ハイツ友の会(吉本興業)、紅しょうが(吉本興業)、変ホ長調、梵天(太田プロダクション)、ゆりやんレトリィバァ(吉本興業)、あぁ~しらき(グレープカンパニー)、ぼる塾(吉本興業)、エルフ(吉本興業)の12組。このうち、初登場は6組だ。

 なお、同大会はもともと10組が決勝に進出できたが、昨年から12組に増枠。

 これについて、同番組プロデューサーは「1人でも多くの女性芸人がこの大会をきっかけにブレイクし、世の中に笑いを届けてもらえればと切に願っています」とコメントしていたが、かねてより性別不問のお笑いコンテストに比べて「ネタがつまらない」という声が多いことから、ネット上では「日テレは“数打ちゃ当たる”作戦に出た?」と臆測する声も見られる。

 また、開催当初より「男女差別では?」と疑問視する声もあった同大会だが、昨年2月には、千原兄弟・千原ジュニアもこの件に言及。自身のYouTubeチャンネルで「正直、『THE W』って、この時代にちょっと時代錯誤というか、そこの分け方って大丈夫なの?」と同大会への違和感を漏らしていた。

 さらに、平均世帯視聴率は年々下がっており、初めて1ケタとなった2021年の第5回大会では、8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。昨年の第6回大会では7.3%までダウンしており、13.1%を記録していた第1回大会と比べると寂しい印象だ。

 「時代錯誤」と賛否が飛び交う中、今年も開催される『THE W』。ニュースターは輩出されるだろうか。

『THE W』歴代の優勝者と平均世帯視聴率

優勝者 平均世帯視聴率
第1回(2017年) ゆりやんレトリィバァ 13.1%
第2回(2018年) 阿佐ヶ谷姉妹 11.5%
第3回(2019年) 3時のヒロイン 11.6%
第4回(2020年) 吉住 10.1%
第5回(2021年) オダウエダ 8.9%
第6回(2022年) 天才ピアニスト 7.3%

 

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2023/12/09 19:00
あぁ~しらきのネタ楽しみ!
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