久しぶりにドーベルマン事件を思い出した……

反町隆史と松嶋菜々子、10年前には離婚説も! “理想の芸能人夫婦”になるまで

2023/11/28 12:36
サイゾーウーマン編集部
反町隆史の画像
Getty Images

 反町隆史と松嶋菜々子夫妻が起用された資生堂の男性向けブランド「SHISEIDO MEN」の新CMが、「いい夫婦の日」である11月22日から放送開始。夫婦としてのCM共演は今回が初めてで、ネット上でも大きな話題になっているが、業界内でも「数々の苦難を乗り越え、芸能界イチの好感度夫婦に上り詰めたのは立派」(スポーツ紙記者)と称賛されているようだ。

 1998年7月期の連続ドラマ『GTO』(フジテレビ系)で主人公・鬼塚英吉とヒロイン・冬月あずさを演じた反町と松嶋。同作での共演をきっかけに交際関係へと発展し、2001年に結婚。それから22年、現在2人は“おしどり夫婦”のイメージが世間に浸透している。

「今年3月、ニュースサイト『NEWSポストセブン』が反町と松嶋のデートシーンをキャッチ。カフェで1つのドリンクをシェアして飲むというラブラブ写真は、ネット上で『仲良しで素敵』『理想のカップル』と反響を呼びました。夫婦共演が実現した今回のCMも大好評で、『微笑ましい』『落ち着いた雰囲気、優しい空気感のある夫婦』『反町さんと結婚した松嶋さんも、松嶋さんと結婚した反町さんも、どちらも羨ましい!』などと絶賛されています」(同)

反町隆史と松嶋菜々子、10年前のドーベルマン事件とは?

 そんな反町・松嶋夫妻だが、10年ほど前は、一部メディアでネガティブな記事が毎週のように出ていた。中でも有名なのは“ドーベルマン事件”だろう。

「11年に反町宅のドーベルマンが、同じマンション住人の女性に噛みついてケガをさせるという事件が起こりました。女性は有名デザイナー・佐藤可士和氏の妻で、反町側が慰謝料や治療費を支払う形で和解。佐藤氏サイドは引っ越したのですが、マンション管理会社は“佐藤氏が転居しなかった場合に発生した、契約期間満了までの2年数カ月間分の賃料収入”を反町側に請求しました」(同)

 これが裁判沙汰になり、13年10月、東京高裁は反町側に1725万円を支払うよう判決を下した。

「反町側にとっては惨敗といえる結果でしょう。そもそも同マンションは“室内で飼える小動物以外の飼育を禁止”していたといい、当時マスコミは『ルール違反していた反町側が悪い』という論調の記事を出していた。この事件は、夫婦関係に悪影響を及ぼしているのでは、とも不安視されました」(同)

反町隆史と松嶋菜々子に“夫婦格差”――スーパーウーマンと過去の人扱いだった10年前

 また、その頃は反町と松嶋の“夫婦格差”も頻繁に週刊誌で取り上げられていた。

「松嶋は2011年10月期の主演ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で、全話平均視聴率24.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高視聴率(最終話)40.0%という大記録を樹立。主演作である13年7月期『救命病棟24時』(フジテレビ系)第5シリーズも初回17.7%と好調で、当時、彼女は“子育てを優先しつつ俳優としても評価を得るスーパーウーマン”として、世間にもてはやされていた印象です。一方、同時期の反町は『GTO』の頃ほどの勢いを失い、世間では“過去の人”扱いだった。仕事面での夫婦格差から“離婚説”まで出る始末でした」(同)

 しかし本人たちはどこ吹く風で、その後もマイペースに仕事を継続。反町は15年から、『相棒』(テレビ朝日系)シリーズの“4代目相棒”に抜てきされ、俳優として再評価を受けることに。現在もその人気は続いており、来年1月期には、同局の看板枠「木曜ドラマ」で、主演を務めることが決定している。

「松嶋も今年9月に公開して大ヒット中の映画『ミステリと言う勿れ』に出演するなど、格差の“逆転現象”もなく、2人とも順調そのもの。“理想の芸能人夫婦”として確固たる地位を築きました。なお、2人は資生堂のCMだけでなく、来年春に放送される『GTO』のリバイバルドラマでも共演予定。今後、夫婦でさらなる人気を集めるのでは」(同)

 24年は反町・松嶋の“夫婦売り”が芸能界を席巻することになるだろう。


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最終更新:2023/11/28 12:36
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