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山崎賢人の主演映画、興行収入ランキング! 『キングダム』2作は累計100億円突破【2023年11月最新】

2023/11/12 12:00
サイゾーウーマン編集部
山﨑賢人の写真
Getty Imagesより

 昨年10月から12月にかけてTBS「日曜劇場」枠で放送されたドラマ『アトムの童』で主演を務めるなど、CMを含め多くの映像作品で活躍する俳優・山崎賢人。映画においても、7月28日に公開された主演映画『キングダム 運命の炎』が11月時点で興行収入55億円を突破しており、本編の山崎はその演技力を余すところなく発揮している。今回はそんな山崎が主演した映画の中で、興行収入が10億円を突破したものについて、ランキング形式で紹介したい。

目次
山崎賢人の主演映画興行収入ランキング
興行収入10億円以下となった山崎主演作品

山崎賢人の主演映画興行収入ランキング(一般社団法人日本映画製作者連盟より)

1位:『キングダム』 公開日:2019年4月19日 興行収入:57億3000万円
2位:『キングダム2 遥かなる大地へ』 公開日:2022年7月15日 興行収入:51億6000万円
3位:『四月は君の嘘』 公開日:2016年9月10日 興行収入:14憶2000万円
4位:『ヲタクに恋は難しい』 公開日:2020年2月7日 興行収入:13億4000万円
5位:『オオカミ少女と黒王子』 公開日:2016年5月28日 興行収入:12億1000万円
6位:『斉木楠雄のΨ難』 公開日:2017年10月21日 興行収入:10億円

山崎賢人主演映画1位と2位はやっぱり『キングダム』

 1位に輝いたのは『キングダム』。原泰久氏の同名漫画(講談社)の第50巻達成を記念して製作された映画で、『図書館戦争』シリーズ(13、15年)や『デスノート Light up the NEW world』(16年)などで知られる佐藤信介氏が監督と脚本、ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系/19年)や『TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜』(同/21年)の脚本を担当した黒岩勉氏と漫画原作者の原氏も脚本に携わった。

 春秋戦国時代の中華西方の国・秦を舞台として、奴隷となった戦災孤児の少年が“天下の大将軍”を目指して活躍するというストーリー。作品を視聴した人々からは「原作に引けを取らないストーリーの面白さがある」「見る前はキャストが不安だったけど、山崎賢人がぴったりハマってる」などの声が多く見られ、原作ファンを含めて圧倒的な好評を得ることに成功した。見事、19年の邦画実写作品の中で興行収入1位となっている。

 2位は、1位の『キングダム』の続編である『キングダム2 遥かなる大地へ』だ。原作漫画の1巻から5巻のストーリーが描かれた前作に対して、5巻から7巻までをストーリーとしたもの。ネット上では、「前作と比較しても全く遜色がなかった」「前作に引き続き楽しめた」という声が多数で、こちらも22年の邦画実写作品の興行収入1位を獲得している。

山崎賢人主演映画、賛否が分かれるラブストーリーとコメディ作品

 3位は、山崎と広瀬すずのダブル主演『四月は君の嘘』。新川直司氏による同名漫画(講談社)の実写化作品であり、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(09年)や『Paradise Kiss』(11年)など、少女漫画を原作とした恋愛映画を多く手掛けている新城毅彦氏が監督を務めている。

 母親の死をきっかけに、自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまったピアニストの少年とヴァイオリニストの少女が出会い、お互いが成長していく姿を描いた作品。ネット上では「原作の世界観を知っていれば楽しめる」という声もあるものの、「原作から省いたところが多すぎる」「やっぱり2時間でまとめるのは難しい作品だったかも」など否定的な感想が中心であり、原作ファンを満足させる仕上がりではなかったようだ。

 そして4位は、山崎と高畑充希がダブル主演した『ヲタクに恋は難しい』だった。ふじた氏の同名漫画(一迅社)を原作とした作品で、BL作品を好む“腐女子”であることを隠しながら生きている女性と、重度のゲームオタクである男性の悲喜こもごもの交際模様を描くラブコメディ作品となっている。登場人物の心のうちが歌で表現されるミュージカルのような演出のほか、キャラクターのセリフが文字で画面上に流れる演出など、斬新な手法が用いられていた。

 5位は山崎と二階堂ふみのダブル主演映画『オオカミ少女と黒王子』。八田鮎子氏による同名少女漫画(集英社)の実写化作品で、友達と話を合わせるために架空の恋愛話を語っていた少女が、嘘がバレないように、“ドS”の少年に彼氏のフリをしてもらう作品だ。

 少女漫画らしい“ドS男子”を見事に演じきった山崎に対して、ネット上では「ドSの演技に貫録がありすぎる!」「予想外な役柄だけど、結構アリなど高評価が目立つ結果に。一方で、作品そのものには「原作と話が違いすぎる」といった否定的な声も。ちなみに、この作品にはブレイク前の吉沢亮、横浜流星も出演している。

 6位は福田雄一氏が監督を務めた『斉木楠雄のΨ難』。麻生周一氏による同名漫画(集英社)が原作で、超能力者として生まれた高校生が、周囲に超能力を使えることを隠しながら生活する中で、文化祭の開催を巡る騒動に巻き込まれる……という内容のコメディ作品だ。

 福田氏作品のファンからは「独特のゆるい面白さがあっていいと褒める声が多いが、SNS上では「ギャグが意味不明」といった感想も散見され、好き嫌いが分かれる映画だった。

 奇しくもランキングに挙げた6作品すべてが、漫画の実写化であった山崎の主演映画。こうした作品の宿命とも言うべきか、『キングダム』シリーズ以外は原作ファンからの辛辣な意見も目立つが、来年1月には人気漫画『ゴールデンカムイ』(作:野田サトル氏、集英社)の実写化作品でも主演を務めることが発表されている。こちらは『キングダム』のように原作ファンも満足させることができるのか、それとも賛否が噴出するのか――。公開を楽しみに待ちたい。

興行収入10億円以下となった山崎主演作品

『管制塔』 公開日:2011年4月9日
『リアル鬼ごっこ3』 公開日:2012年5月12日
『Another』 公開日:2012年8月4日
『一週間フレンズ。』 公開日:2017年2月18日 
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』 公開日:2017年8月4日 
『氷菓』 公開日:2017年11月3日 
『羊と鋼の森』 公開日:2018年6月8日
『劇場』 公開日:2020年7月17日
『夏への扉 -キミのいる未来へ-』 公開日:2021年6月25日



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最終更新:2023/11/12 12:00
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