“行ってはいけない”縁切り神社3選

“行ってはいけない”縁切り神社3選【関西】! 「怨霊より恐ろしい」参拝エピソードとは?

2023/08/12 21:00
サイゾーウーマン編集部

危険な縁切り神社2:円珠庵(鎌八幡)(大阪) 【危険度★★☆☆☆】

kamahatiman
鎌八幡。絵馬や神木に打ち込まれた鎌などは一切撮影禁止だ。(C)サイゾーウーマン

 大阪城の近く。通称「真田丸」があったとされる場所にあるのが、円珠庵(鎌八幡)。神社ではなく寺院だ。境内には大きなエノキ(榎)がそびえており、鎌八幡大菩薩を宿しているとして信仰されてきたという。真田幸村公が大阪冬の陣に出発する際、このエノキに鎌を打ち込んで戦勝を祈願したところ、見事に勝利を収めた。そこで幸村は、祠を新しく建立してお礼をしたと伝えられる。

 現在でも、境内には御神木のエノキが青々とした葉を茂らせ、鎌も打ち込まれている。この鎌の柄をよく見ると、絵馬のように文字が書き込まれているのに気づくだろう。縁を切りたい人が、柄に縁を切りたい対象を書き、打ち込んだのだ。

 何本もの鎌が刺さったご神木は、なんともおどろおどろしい印象だが、この寺院では、鎌や絵馬をジロジロ見るのは禁止。興味本位で写真撮影をすれば、住職にカメラを没収されてしまうので、そういった意味でも非常に怖い寺院だといえるだろう。

 修験者のC氏はこのルールを知らず、悪気なくぼんやりと絵馬を眺めていたところ、笑顔の住職に「あまり見ないでくださいね」と、穏やかに声をかけられたそうだ。「表情は笑っているんですが、反論を許さない気迫がありました。修験者として、あの住職の胆力は本当に怖いと感じましたよ」と語っていた。

李家幽竹 パワースポット温泉
覚悟して行くべし
アクセスランキング