“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第653回】

市川猿之助のハラスメントは追及して、ジャニー氏の性加害には口をつぐむ女性週刊誌の二枚舌

2023/06/06 21:00
神林広恵(ライター)

連続ドラマを降板した鈴木京香の心配な体調

 体調不良で連続ドラマを降板した鈴木京香。その後、詳しい発表もないため、その“体調”に関し、さまざまな臆測が飛んでいる。情報が少なければ調べたくなるのが芸能マスコミでもある。「女性セブン」と「週刊女性」が鈴木関連記事を揃って掲載している。そして2誌がそろって注目するのは、鈴木と長ーーく交際している恋人・長谷川博巳の動向だ。

 まず「セブン」では、長谷川が鈴木の自宅を訪れて、鈴木の愛犬を散歩させる姿をキャッチした。そして、これまで近所に住んでいた2人だが、鈴木が体調を崩してから、長谷川は連日のように鈴木の家に出入りし、ついに“同棲状態”になったと報じている。

 一方の「週女」は「セブン」報道を受けての後追いなのだが、鈴木の病状に関してこんな新情報を。

「5月の下旬に、都内の有名病院で長谷川さんをお見かけしたんですよ。平日の午前10時に、タクシーで乗りつけてきて、急ぎ足で病院の中へと入っていきました。通常のお見舞い受付時間ではなかったので、いったい何の用事だったのかなと。かなり深刻な表情をされていたので心配です」(居合わせた男性のコメント)

 2誌とも鈴木の家から出てきた長谷川の写真を掲載しているが、鈴木本人の姿はキャッチできなかったのだろう。心配だ。

香川照之より格上になった息子の團子

 猿之助心中騒動で、その存在がクローズアップされている、いとこの香川照之。猿之助に代わり澤鷹屋を引っ張る立場になったが、しかし息子・團子が猿之助の代役を見事果たした今、歌舞伎界的には息子のほうが“格上”になったのだとか。タイトルには“トホホ”とあるが、でも香川が歌舞伎界入りしたのは、全て息子のため。よかったじゃない。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2023/06/06 21:00
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