芸能
風間杜夫の情熱的な演技を見て!

山崎賢人『アトムの童』第1話8.9%、TBS日曜劇場「ここ20年で最低」! 視聴率上昇の起爆剤になるもの

2022/10/17 14:40
仲宗根由紀子(エンタメライター)

「興津は、主人公の“ラスボス”にあたるキャラクターで、初回ではゲームショーのステージ上で新作オンラインゲームのリリースを発表したり、社内を颯爽と歩くシーンなどで登場。スタイリッシュな出で立ちや、刈り上げたヘアスタイルが画(え)的にもIT社長役にはまっています」(同)

 だが、この興津というキャラクターは当初、「日曜劇場」ではお馴染みの俳優・香川照之が演じる予定であった。しかし、8月24日発売の「週刊新潮」(新潮社)の報道により、ホステス女性に対する過去の“性加害”が発覚。その後、香川が降板したため、急きょオダギリに白羽の矢が立った経緯がある。

「オダギリが妙に役にはまったせいか、視聴者からは『なんでこの役を香川に頼もうと思ったのか、TBSには甚だ疑問』『香川が演じる風景をまったく想像できない。完全なミスキャストだったと思う』と、制作側の判断を疑問視する声が噴出。香川がIT社長役をどのように演じるつもりであったかは、今となって知る由もありませんが、最近は『香川の演技が過剰でコントに見える』『香川のラスボス役は見飽きた』という声が相次いでいただけに、ドラマ的には結果的に万々歳では?」(同)

 第1話は微妙な視聴率となったものの、今後、巻き返しもあり得そうな『アトムの童』。オダギリの“ラスボスぶり”が、視聴率上昇の起爆剤となればいいのだが……。


仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2022/10/20 13:19
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