コラム
【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!

秋篠宮さまの“プロポーズ美談”は全部ウソ!? 報じられた内容と報道されなかった真実

2022/02/26 17:00
堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

――眞子さま、佳子さまがお生まれになってからもさまざまな報道がされたと思うのですが、それについて宮さまは本の中でなにかコメントなさっていますか?

堀江 娘の結婚ついて、「大学時代に相手を見つけておかないと(その後、相手を見つけるのは難しい)」と、『秋篠宮さま』の著者である江森さんに向かって語ったこともある宮さまでしたが、本書『秋篠宮さま』が出版された98年の時点では、「今は女性の結婚年齢もまちまちですから」というふうにお考えを変化させておられたことが読み取れます。

 この時、まだお相手が見つかっていなかった紀宮さま(現・黒田清子さん)の「お考えを支持する立場」だったからかもしれませんが、たとえば、「(秋篠宮家のお子さまも当時)女の子二人(だけ)だが、結婚よりも自分の興味なり仕事というものを優先させたほうがむしろ良いのでは」とお考えだったのは興味深いですね。

――しかし結局、眞子さまは大学時代にお相手、つまり小室さんを見つけ、その後は博物館や研究所などにお勤めになったりしたものの……。

堀江 そうですね。かなり結婚一筋で20代を突き進んだという感覚は否定できませんよね。子どもは親の理想どおりにならないのが普通ではありますが……。

 秋篠宮さまは「結婚しても自分のやりたいことができるかもしれないし、それもまた、その時の状況に応じて柔軟に対処」すればよいよ、ともおっしゃっています。眞子さまのケースもそういうふうになると良いな、と思ったりもしますよね。

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