ネットドラマ向けだった?

竹内涼真主演ゾンビドラマ『きみセカ』、“Hulu再生数1位”に驚きの声が上がるワケ

2021/12/19 15:00
サイゾーウーマン編集部
竹内涼真主演ゾンビドラマ『きみセカ』、Hulu再生数1位に驚きの声が上がるワケの画像1
写真ACより

 動画配信サービス・Huluが12月14日に発表した「Hulu年間ランキング2021」で、竹内涼真主演ドラマ『君と世界が終わる日に』(以下、『きみセカ』)が総合ランキング1位を獲得。ネット上には、竹内やドラマのファンから祝福コメントが寄せられているものの、一部では驚きの声が上がっているようだ。

 『きみセカ』は、日本テレビとHuluによる共同制作のドラマで、今年1月期にSeason1を地上波放送。自動車整備工・間宮響(竹内)が恋人・小笠原来美(中条あやみ)にプロポーズするつもりでいた日にトンネル崩壊事故に巻き込まれ、4日後に脱出すると、街中を“ゴーレム”が占領していた……という幕開けから、響が絶望の中でも来美を探し出そうと行動する姿が描かれた。

「日テレはSeason1に続き、3月からはSeason2がHuluで独占配信されることもあらかじめ発表。Season2は、響や来美が“希望の家”と呼ばれる場所で暮らすようになる中、2人の関係性に変化が生じていったほか、安全と思われていた希望の家に危機がもたらされるという展開でした」(テレビ誌ライター)

 なお、Season1全話を通しての世帯平均視聴率は7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、イマイチな結果だった。

「ネット上では当時、ゾンビファンから『日本発のゾンビ作品には頑張ってほしい』という声がある一方で、『地上波で完結せず、Huluに誘導するやり方が気に入らない』『わざわざHuluに登録してまで続きを見る人がどれだけいるんだろう?』『“ゾンビドラマ”としても、海外作品と比べたらしょぼい』などとネガティブな声も目立ちました」(同)

 しかし今回、Huluは「Hulu年間ランキング2021」で『きみセカ』が「2021年Hulu年間視聴者数ランキング」「独占タイトル配信ランキング」「国内ドラマランキング」でそれぞれ1位に輝くという“三冠”達成を発表。

 アニメカテゴリーでは、今月24日に『劇場版 呪術廻戦 0』の公開を控える人気アニメ『呪術廻戦』が1位を獲得しているが、総合ランキングでは『きみセカ』が『呪術廻戦』を上回りトップとなっている。

「Season1の視聴率や評判から、『きみセカ』に“低調だったドラマ”という印象を抱いているネットユーザーも多く、今回の『Hulu年間ランキング2021』の発表を受けて『1位「きみセカ」ってウソでしょ!?』『地上波でやってたドラマはコケてた印象だから、にわかに信じ難い』などと驚きの声も。ただ、10月には、来年2月から『きみセカ』Season3のHulu独占配信を開始するとも発表されていただけに、同サービス内で人気が高いことは確かなようです」(同)

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