芸能
唯一無二って自分の首を締めちゃうのかな

マツコ・デラックス、「追い詰められている」と引退めぐり涙で吐露! それでもテレビが手放さない「メンタルが削られる」事情

2021/11/18 12:10
村上春虎

 だが、涙ながらに本音をぶちまけたのは初めてのことだ。リタイア後のトークも、これまでは“ネタ”や“夢物語”として視聴者は受け止めることもできたが……。

「今回の号泣で、いかにマツコの闇が深いのか、視聴者もわかってしまった。つまり、マツコの苦悩が、すべて非常にシビアな現実問題だと明らかになったため、今後はもはや笑って見過ごすことができなくなったのです。この『マツコ会議』の3日後に出演していた『5時に夢中!』は、心なしか覇気がないように見えました」(業界関係者)

 それでも、テレビ業界はマツコを手放さないという。

「レギュラー7本。そのうち冠番組は5本。そのどれもがマツコの代わりはいない番組ばかりです。もし『辞めたい』と言っても、スタッフはおろか上層部が引き留めにかかるでしょうし、マツコが降板する時は番組が終了するときでもありますから、いずれにしても局への損失と打撃は計り知れません。そうした事情もマツコは十分理解していますから、これからもメンタルは削られるばかりでは」(同)

 卓越した観察眼と深い洞察力、他を圧倒する才気あふれるトーク……。マイノリティの中から図らずも“メジャー”に躍り出てしまったマツコ。

 今回の『マツコ会議』で自身のことについて、「テレビ向きではない人間なので、テレビの人たちがテレビに合うようにしてくれてるから売れたと思っている」などと話していた。お茶の間が、テレビの生んだ“怪物”を見られるのはいつまでだろうか。
(村上春虎)

 

最終更新:2021/11/18 12:13
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