仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

「飲んでも子どもの弁当は作る」は、一昔前の“いい母親”? 相川七瀬&YOUの発言に思う時代の流れと“ウリ”になるキャラ

2021/11/11 21:00
仁科友里(ライター)

「いいお母さん」より意外性のある、相川七瀬におすすめのキャラ

 以前、相川は『櫻井有吉アブナイ夜会』(現『櫻井・有吉 THE夜会』、TBS系)で、神社巡りが好きだと明かしていた。そのほかにも、心理療法の一種「前世療法」や、カラーセラピーの一種「オーラソーマ」などを学んでいて、目に見えない物に造詣が深いようだ。

 今は時代の過渡期で、女性や家族の在り方について意見が割れやすい故に、イメージアップも昔ほど簡単ではないだろう。しかし、スピリチュアル系というか、目に見えない世界というのは「信じるか、信じないか」の二択なので、信じない人はすぐに興味を失うから、案外炎上しにくいのではないか。しかも、スピリチュアル好きは年代を問わないので、アピール層が広いのも魅力だと思う。

 「ロックンローラーだけど、いいお母さん」より、「ロックンローラーだけど、スピリチュアル好き」のほうが斬新だし、意外性もあってよいかもしれない。大きなお世話だとは重々承知しているが、バラエティ進出の際のキャラとして、相川にぜひおすすめしたい。 

仁科友里(ライター)

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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Twitter:@_nishinayuri

最終更新:2021/11/11 21:06
神結び
もう今、七瀬に興味津々よ!
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