芸能
2021年10月前半映画館動員ランキング

佐藤健『護られなかった者たちへ』が初登場3位、木村拓哉『マスカレード・ナイト』“1ランクダウン”もまだまだ高評価! 映画動員ランク

2021/10/16 11:00
サイゾーウーマン編集部
『護られなかった者たちへ』公式サイトより

 全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、10月2日~10月8日)が発表され、ダニエル・クレイグ主演の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が公開2週目で首位を獲得した。公開初日から3日間の累計で、すでに動員数42万人、興行収入6億円を突破するなど、大ヒットを記録している。

 同作は、諜報員の仕事から離れてリタイア後、生活の場をジャマイカに移したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が、旧友でCIAエージェントのフェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)から、誘拐された科学者の救出を依頼され引き受けるも、それが思わぬミッションに発展するというストーリー。6代目のジェームズ・ボンドとして、本作含め「007」シリーズ5作品に主演してきたダニエル・クレイグだが、これでボンド役は見納めとなる。

 こうした話題性もあって、ファンの期待度も高まっていたようだが、レビューサイトでは賛否両論。「ダニエル・クレイグ版『007』にふさわしい作品」「待ちに待った映画、すべてが最高でした。文句なし!」といった高評価がある一方で、「本当にこれが『007』なの? 今までの『007』まで台無しにされた気分」「やっつけ脚本で面白いと思わなかった。これでクレイグボンドが最後なんて、残念極まりない」などと、酷評も少なくない。

 さらに、上映時間が164分と長いこともあって、「途中で寝た」「離席する人が多かった」といった声も。こうしたネガティブな口コミが、今後の興行に影響を与えるか注目したいところだ。

 2位は木村拓哉と長澤まさみが出演する『マスカレード・ナイト』。9月後半映画館動員ランキングで1位を獲得していたが、一つ順位を落とした。2019年公開の『マスカレード・ホテル』の続編となる本作は、木村演じる刑事・新田浩介が、大みそかのカウントダウン・パーティーに現れる殺人犯を逮捕するために「ホテル・コルテシア東京」に潜入。長澤演じるホテリエ・山岸尚美と事件解決に奔走する様を描く。

 公開4週目に入ったが、ネット上では「出演者が全員ハマリ役」「原作読みたくなった」など、まだまだ高評価の口コミが多く、特に木村に対して「やっぱりカッコいいわ」「年を重ねてもキムタクらしさが感じられてイイ」といった好意的な声が目立っている。

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