コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

華原朋美は「幸せそうなメンヘラ」? 精神的に不安定でも、「ギリギリの線はちゃんと守る」強さとスゴさ

2021/08/19 21:00
仁科友里(ライター)

 これは単なる偶然かもしれないが、もし意図的に安室さんと同じ衣装をチョイスしたのなら、その理由は何なのか。

 安室さんと華原は、かつて小室がプロデュースする“小室ファミリー”の一員だった。しかし、2017年6月にバラエティ番組『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告』(テレビ東京系)で華原は、「誰が“ファミリー”って言ったんだろうと思って。誰一人、ファミリーなんて思ってないです」と話していた。「やっぱり、1位取りたいって気持ちがすごい」「TKのプロデュースだと、みんなそう思ってるんで。だから、みんな敵なんです」とも語っていて、ファミリーよりも“ライバル”のような関係性だと言いたいようだった。 
 
 華原本人は結婚会見で「これからはいい記事を書いていただけるように」と話しているが、仮に安室さんの真似をしていたとして、結婚会見というおめでたい場で、彼女に固執しているかのような行動を取ったら、「粘着行動が怖い」などと言われかねないだろう。

 夫は誤解を招くような行動をどうして放っておくのか、それとも注目を集めるための作戦なのか、はたまた全く気づいていないのか。私の友人が「穏やかな恋がしたい」と言いつつ、「オトコと揉めていると生きていると感じる」と話していたように、華原自身にも穏便にコトが進むことに対する抵抗があって、問題を起こしてしまうのか……。 
 
 このように、気づいたら、華原について考えさせられてしまう。この人はやっぱり「いいメンヘラ」で、生き様で大衆を魅了するザ・芸能人といえるのではないか。結婚しても離婚しても、彼女は芸能界で生き続けられる気がしてならない。

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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Twitter:@_nishinayuri

最終更新:2021/08/19 21:00
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