コラム
【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!!

皇室から「手切れ金」が支払われた可能性? 婚約発表で“元カレ”が「結婚させてくれ」と申し入れ、プリンセスに大問題勃発!

2021/07/24 17:00
堀江宏樹(作家・歴史エッセイスト)

――公式には、というと?

堀江 はい。そもそも、皇族がプライベートの海外旅行を行うこと自体が、過去に例がほとんどなく、旅先についての宮内庁のアナウンスも怪しかったのです(笑)。百合子妃が「フランス、イタリアにも足を伸ばされるかもしれない」などと発表されていましたから。

 また、この百合子妃のスイス訪問の約2カ月前のこの年5月、「なぜか」容子さんの夫君である千政之さんが、これまたお供も連れず、単独でフランス・パリに「外務省関係の用事で」旅行しているのです。

 本当に外務省の仕事なら、単独旅行はありえないはずと、裏千家関係者の間で話題となりました。ここから見えてくるのは、当初は容子さんの夫君・千さんが、妻の元カレであるギャル氏に面会、「妻や、その実家にもう関わらないでください」と頼んだけれど、ギャル氏が納得しなかったので、今度は母親の百合子妃がフランスに乗り込み、くすぶり続ける問題の火種を鎮火した、という“ストーリー”です。

――なんだか大変な話ですが、どの程度ウラは取れていたのでしょうか?

堀江 うーん、どうでしょう。一番面白いのは、容子さんの姉君である近衛甯子さんが、ギャル氏とおぼしき男性をスイスで見たことがある……つまり、ギャル氏と容子さんのご縁は、容子さんがパリに留学する以前に滞在していたスイスに彼がやってきた時、すでに始まっていたのかも、と両者の関係を認めつつも、「失礼ながら、その方なら容子の好みではないと思いますよ」と、うわさをバシッと全否定しておられるのです。

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