コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第552回】

コブクロ・黒田俊介の“ダサすぎ不倫”に見る、女性スキャンダルを暴かれる有名人の「共通点」

2021/05/18 21:00
神林広恵

 もう何もかもが最悪で、なぜこんなヘタな対応をとったのかとあきれるほどだが、案の定、東京地裁は仮処分申請翌日にこれを却下したのだ。当然だろう。そして黒田サイドは、女性に対する謝罪を公表するに至っている。

 これまで芸能人の不倫が致命傷になる、特に事後の対応を誤るととんでもないことになるのは、これまでの数々の不倫報道を見ても明らかなのに、黒田は世間知らずなのか、周囲もまともな対応をできなかったのか。その辺の事情を「週刊女性」では黒田の「俺様・神様・天狗様」にあると指摘している。

 そうなんだろうな。そもそも女性スキャンダルを暴かれる、そして告発されてしまうのは、ケチだったり、傲慢だったり、パワハラだったり、別れ方が汚かったりというケースがかなり多い。古くは宇野宗佑元首相の“3本指不倫”などが代表的だが、これはすでにスキャンダル史にも証明されていると思う(笑)。そして、加害者側は往々にしてこうした感情に無頓着、無神経。

 そうした黒田の態度がA子さんを追いつめたが、黒田はストーカー扱い。そして、ことが公になったら、これを封殺しようと動き、青ざめる。そして謝罪に追い込まれる。

 「週女」はこの黒田不倫を“ダサすぎ不倫”と断じているが、確かにかなりダサい不倫スキャンダル劇だった。

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