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浜田雅功の「裏の顔」河本と品川が暴露 優しすぎて「泣きそうに」なる芸人も

2021/01/26 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 ダウンタウンの浜田雅功といえば、さらば青春の光・森田が「日本の法律では裁けない」と揶揄するなど、多くの芸人に「ものすごく怖い先輩」として語り継がれている。お茶の間的にも「すぐ頭を叩くのはちょっと……」と眉をひそめる視聴者はいるだろう。

 だがそれも浜田が築いてきたキャラクターである。そう考えれば営業妨害になるのかもしれないが、最近ではその“裏の顔”を明かす後輩芸人が続出している。次長課長の河本準一は、「(浜田さんは)優しいお兄ちゃんなのよ! そのイメージがないんだったら、今すぐ変えてください!」と呼びかけた。

 河本は自身のYouTubeチャンネルで22日に公開した動画『【BAR】ダウンタウン浜田雅功を語るじゅんちゃんバー<至極の一品いかがですか?>』で、浜田のことを「優しいお兄ちゃん」だと繰り返した。浜田は番組の共演者に誰よりも話しかけてくれて、緊張をほぐしてくれるそうだ。

 浜田は若い頃から、師匠クラスの大物芸能人が相手でも臆せずにツッコミ、頭を叩いてきたが、それも「(浜田さんが)一番最初に礼儀正しく挨拶してるから」成立するのだと河本は説明。事前の打ち合わせでトークの流れや段取りをしっかり浜田が説明しているそうだ。

 志村けんは「俺の頭を叩いたのは浜田だけ」と話していたが、これも河本は「事前の挨拶含めて、リスペクトがあって、先輩として崇拝してて(中略)『お前なら許す』って言わせたってことでしょ」と説明。実際、昨年末放送の特番『ドリフ・バカ殿・志村友達大集合SP』(フジテレビ系)には志村けん縁の人物として浜田が出演し、志村にツッコんだ伝説のシーンも放送されていた。

 ちなみに河本曰く、浜田の“叩き”は実は全然痛くないそうで、「むちゃくちゃうまい。叩くまでの動きがものすごく大きい。音を鳴らす場所をむちゃくちゃ分かってる」と、そのスキルを褒め称えてもいた。

 お笑いコンビ・品川庄司の品川もまた、25日に『浜田さんに怒られた話』と題して生配信を実施。浜田との思い出を話すブームが到来しているのか、河本の動画がウケたから真似をしているのか、ともあれ若かりし頃のエピソードを品川は披露した。

 品川がテレビに出始めて間もないころ、品川庄司として『ガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)の企画で呼んでもらったことがあるという。だが、庄司は収録前に浜田に挨拶をしたが、品川は行かなかった。するとエレベーターで浜田と一緒になり、腰にキックを受けたそうだ。

 ただ、浜田は「なんで品川は挨拶に来たのに庄司けーへんねん」と名前を間違えていたので、品川は「僕、品川!」と笑いながらツッコんでしまい、次の瞬間、ゴリラみたいなビンタが飛んできた。

 その後、ロケバスで目的地に到着すると、再び浜田から呼びだされた。品川が戦々恐々で出向くと、スカジャンにサングラス姿の恐ろしい見た目の浜田はこう言ったのだという。

「お前は挨拶せーへんやつかもしれへん。お前は先輩ビビらんやつかもしれへん。だけど、いま、テレビでたてのお前は今まで以上に気を付けなあかんねん」
「お前が仕事なくなった時、誰が守ってくれると思ってるんや。家族やろ。俺ら家族やないかい!!」

 その『家族』という言葉を聞いた品川は涙を流しながら「ありがとうございます!」と頭を下げたという。闇営業問題でも吉本興業上層部が「家族」というフレーズを使っていたが、やはりこの頃から吉本興業は全員「家族」のようだ。

 さかのぼれば、2019年1月17日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ)でも、浜田に優しくされたというエピソードを女芸人たちが次々に明かしていた。

 スパイクの2人は浜田の番組でひな壇に座ったが、話をふられてもうまく答えられずに収録が終わって落ち込んだことがあるという。すると浜田に手招きされ、怒られると思ったが、耳元で「今日、何もできひんかったかもしれないけど、勉強のために呼ばれているから落ち込まんでエエからな」と言われたそうだ。その優しい言葉に、スパイクの2人は泣きそうになったという。

 河本が言っていたように、浜田は常に共演者のケアを大事にしているのだろう。テレビでは傍若無人にふるまっているように見えるが、それは入念な打ち合わせで共演者との意思疎通ができているからこそなせるワザのようだ。

最終更新:2021/01/26 20:00
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