宮迫博之、松本人志批判を全力否定も…本人不在で“テレビの中の誰か”を嘲笑った事実

　雨上がり決死隊の宮迫博之がYouTube動画で批判した大御所芸人の真相を、「週刊女性」2021年2月2日号（主婦と生活社）が直撃している。

　物議を醸した宮迫の発言は、昨年12月29日にYouTuber・ヒカルが投稿した動画の中にあった。動画は高級焼き肉店で、ヒカルとNEWSの元メンバーの手越祐也、宮迫、スタッフと共にシャンパンを飲みながらぶっちゃけトークをするというもの。

　手越と宮迫は芸能界のルールに恨みがある者同士、今後は何にも縛られない活動を展開していくと力説。芸能界の知人についての話になると、二人とも明石家さんまとくりぃむしちゅーの上田晋也は、常人には考えられないほど体力があると絶賛していた。

　しかし一方で、酔いが回った手越はある大御所芸人（動画ではピー音で修正）よりも宮迫の方がレベルが上だと熱く語りだす。

＜もちろんあのレベル、素晴らしい、誰も勝てない。でも＞
＜〜〜っていうブランディングがあるから、一言ボソッて言っても楽しい。でも宮迫さんに関してはその、喋りが面白いから、俺の中でいうと、トークは＞
＜〜〜より宮迫さんマジ上なんよ。これ本当なんよ＞

　手越の言葉を受けた宮迫は＜そりゃそうだろ～＞と一言。周囲が＜本人もわかってたんだ！＞と爆笑すると、続けて宮迫は＜わかってるよ、そんなの＞＜誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん＞＜そこは役割分担とかセンスとか色んなことで、俺はあの人に勝てないって、エピソードトークでも勝てないって思った時期もあった。正直、いまは俺のほうがうまい＞と断言した。

　この動画が公開されると、一部の視聴者からダウンタウンの松本人志のことではないかとの憶測が浮上。松本は吉本興業のトップであると同時にテレビにおいても大御所、かつネットニュースなどにも敏感に反応するため、宮迫の今後を案じる声も出た。

　すると宮迫は松本のことではないとのツイートを投稿し火消しに走る。

＜ネットニュース、Twitter等で色々憶測が飛んでおりますが、例のトークの後に絶対に裏切れない人として、お名前を出させて貰ってます。ちゃんと全部見て言って欲しい。もぉ大好き過ぎるくらい大好きやっちゅうねんッ＞

　そして「週刊女性」がこの件について宮迫を直撃したところ、宮迫は松本人志ではないと強調しながらも、誰のことだったのかは明かさなかったという。＜そうとう酔っ払っていたので、覚えていないんです＞＜とにかく、本当に泥酔していたんで、覚えていないんですよ＞の一点張りだったそうだ。

　吉本興業所属時の闇営業騒動によってYouTubeに拠点を移さざるを得なかった宮迫博之だが、今もテレビ復帰は諦めておらず、コンビの冠番組『アメトーーク！』（テレビ朝日系）に戻りたいと切願しているようだ。

　しかし一方で宮迫は今回のように“テレビの人”であろう大御所芸人たちを敵に回すような発言もしている。その“誰か”が松本人志であろうとなかろうと、業界的にはウケている“誰か”を本人のいないところでこき下ろして嘲笑う態度を見せたことに変わりはなく、テレビ的に印象が良いとは言えないだろう。彼はいったいどこを目指しているのだろうか。