[飲酒コラム]今日もモンテローザで飲んでます

「晩杯屋」より酒が安い「バリヤス酒場」、1,000円以内で飲める! 破格98円のメニューが狙い目

2020/12/25 20:30
松子(ライター)

200円以下メニューはオリジナリティとお得感アリ

 逆に、バリヤス酒場のほうがお得というケースも。豊後高田どり酒場の名物は「むね肉のグローブ焼き」ですが、バリヤス酒場の名物は「鶏もも肉の一枚焼き」。どちらも280円ですが、むね肉よりはもも肉の方がやや高級で、身がジューシー。なぜこのメニューだけグレードアップさせたのか謎ですが、ボリューム、味共にこの値段なら満足でした。

 ほかにも、「笑笑」の名物である牛肉のタリアータ(888円)、モンテローザ系列名物のもつ鍋(680円)なども……。

 個人的には、280円均一の豊後高田どり酒場にはない、200円以下メニューにオリジナリティとお得感を感じました。

200円以下メニュー(C)サイゾーウーマン

 中でも、98円のオニオンスライスはモンテローザ系列の中でも破格。ほかにも、冷奴、枝豆、しらすおろし、キムチ、メンマ、塩キャベツが190円です。塩キャベツはボリュームもあり、酒のアテに抜群。焼鳥の串も1本88円〜なので、1人飲みにピッタリですが、味は期待しないほうがいいです。

オニオンスライス(C)サイゾーウーマン

 一番のヒットは、漬物付きで98円の焼きおにぎり。安いのはもちろん、酒のアテにも締めにもなって万能でした。

焼きおにぎり(C)サイゾーウーマン

 とにかく、アルコールが安いバリヤス酒場。300円のお通し代が痛いですが、188円の酎ハイと98円の一品料理を組み合わせれば千円以内で飲むことが可能。味に期待するのは禁物ですが、目黒など都心の一等地にもあるので、土地代を考えると激安ではないでしょうか。

 ちなみにカタカナ表記の「バリヤスサカバ」もモンテローザの系列店ですが、バリヤス酒場とは価格が微妙に違うので、お間違えないように……。

バリヤス酒場:総評

味 ★★☆☆☆
品数 ★★★☆☆
雰囲気 ★★☆☆☆
コスパ ★★★★☆
また行きたい度 ★★★☆☆

松子(ライター)

松子(ライター)

365日毎日どこかの酒場で飲酒している、アルコール摂取が生き甲斐の中年女。「実話BUNKAタブー」(コアマガジン)にてチェーン居酒屋をお得に利用する企画「コスパ酒」を連載中。

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Twitter:@matsukosake

最終更新:2020/12/25 20:30
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