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Snow Man「1年めなのに売れすぎ」 炎上発言は世界標準を意識するため?

2020/11/20 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

今年1月にCDデビューしたばかりのSnow Manが、大晦日の『NHK紅白歌合戦』への出場も決まり、まさに“今年の顔”と言っても過言ではない爆発的ヒットグループとなっている。

 Snow Manは岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介の9人組。最年長の深澤と最年少のラウールの間には11歳の年の差があり、幅広い年齢のメンバーが集まっていることも、グループの個性のひとつだ。

 ジャニーズJr.時代の長かったメンバーが多く、CDデビュー前からファンが多くついていたため、1月22日に発売したSixTONESとの合同デビューシングル『D.D./Imitation Rain』の売上は発売初日だけで77.3万枚に。1月21日付のオリコンデイリーランキング初登場で1位を獲得した。

 2月にはタイ・バンコクで開催されたイベント「Japan Expo Thailand 2020」に参加したが、現地のファンと遠征した日本人のファンが入り混じり、凄まじい熱量だったようだ。ステージに近い「VIP席」を取り合いファン同士の激戦が勃発し、Twitterには席の取り合いで揉めたタイ人の女性が号泣しているとの情報もあった。

 3月にはリーダーの岩本照が不祥事で謹慎処分となるが、反省を経て復活してからの巻き返しがまたすごかった。10月7日に発売したセカンドシングル『KISSIN’MY LIPS / Stories』は発売初日に65万2,305枚を売り上げ、10月6日付のオリコンデイリーシングルランキングではまたしても初登場首位を獲得。10月末にはなんと、ミリオンを達成してしまったのだ。

意識の高さから? ラウールの炎上も頻発
 “今年の顔”と呼んで差し支えない活躍のSnow Manだが、彼らは決してここで満足するようなグループではない。Snow Manは故・ジャニー喜多川氏が生前目標にしていた世界進出を視野に入れたグループだからだ。プロデューサーの滝沢秀明氏は「Snow Manはアジア地域での活動も見越して、レコード会社をavexに選んだ」と明かしている。

 楽曲やMVに関してはすでに海外人気を高めているK-POPアーティストを意識しているとみられ、K-POPファンから「Snow Manは韓国のボーイズグループのMVや曲調に似ている」と評する声も出ている。また、『KISSIN’MY LIPS』は全英語詞であり、日本国外のリスナーを意識していることは確かだ。

 10月23日の配信ライブでは、ラウールが<Snow Man、ジャニーズ、正直歌もダンスも素人みたいなもんです。そんな僕たちですが、皆さんの応援があってここに立ててます>と発言しファンの間で物議を醸したが、それも“世界基準”で自分たちを俯瞰しているからこそ出てきた言葉だったのだろう。

 同時デビューしたSixTONESもそうだが、YouTubeチャンネルも人気で、海外ファンからもコメントが多く寄せられているSnow Man。来年はどこまでも高く飛躍しそうだ。

最終更新:2020/11/20 20:00
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