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ヤクザファンが語る「山口組ハロウィン」の興奮ポイント! 「禁止条例は滑稽」と嘆くワケ

2020/10/31 16:00
サイゾーウーマン編集部

 そんなX氏は、今回の山口組ハロウィン禁止令を受け、「昔からある地域のお祭りや盆踊りがなくなったような感じ」という。

「正直、法律で禁止しなければいけないというのは、私は“滑稽ではないか”と感じます。単純に、行きたい人は行ったらいいし、行きたくない人は行かなければいいという話のように思います」

 ただ、「子どもが自発的に『行きたい』といって参加するのはいいけれど、親が行きたいがために、子どもをダシに使うのはよろしくない。ちなみに私は、自分の息子と一緒に山口組の餅つきに参加したことがあるのですが、これは息子の希望があったからです」と、X氏のヤクザファンとしての矜持が垣間見える発言も飛び出した。

 山口組ハロウィン禁止の理由は、各報道で「子どもたちが暴力団に取り込まれる危険があるから」などと説明されているが……。

「ハロウィンに参加したからといって『山口組のおっちゃんはいい人。僕も将来、山口組に入るねん!』なんて、誰が思うの? と疑問を抱きますね。もし子どもがそんなことを言い出したとしたら、それは山口組ではなく、親や環境のせいではないでしょうか」

 もし自身の息子に「ヤクザになりたい!」と言われたら、X氏は「『あかん!』ときっぱり言う」そうだ。

「山口組も、ハロウィンをやったからといって、世間からいい人だと思ってもらえるという考えなんて、サラサラないのではないでしょうか。法に触れる“悪いこと”をして処罰されるのは当然ですが、地域に貢献するような“良いこと”をなぜ法律で禁じるのか……と思ってしまいますね」

 一方で、違法行為に基づいた資金で購入したお菓子を子どもに配るのは問題ではないかという指摘もあるが、X氏は「その点は正直、なんとも言えないですね……」と漏らす。

「これまでも抗争が懸念された時には、ハロウィンを行わないことがありました。正直、総本部が狙われることはないんじゃないか? とは思いつつ、それは致し方ないと受け止めています。今のご時世、と考えると、ハロウィン自体の禁止もしょうがないかもしれませんが、昨日今日始まったわけではないイベントがなくなるのは、やっぱり寂しいものですよ」

 そんな熱心なヤクザファンの嘆きを、山口組はどう思うのか。ぜひ一度聞いてみたいところだ。

サイゾーウーマン編集部

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最終更新:2020/10/31 16:00
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