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多部未華子は“ワガママ女優”か? ファンなら周知のド直球な人柄、バラエティで武勇伝も

2020/09/20 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 多部未華子が主演ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)の続編を降板したことが、尾を引いている。

 多部未華子が続編を降板した理由は何だったのか。「女性自身」2020年9月22日号(光文社)によると、同僚を演じるキャストひとりの続投がスケジュール上難しかったからだという。同誌では“多部未華子のわがままで多くの関係者が迷惑をこうむっている”とのニュアンスで、この件を伝えている。

 多部未華子は『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)の好演で今もっとも注目度が高い女優だ。9月17日付の「FRIDAY DIGITAL」でもこの件を後追いしているが、多部の降板によってNHKや他の出演者は大混乱で、業界内では<わがままじゃないか。大女優じゃないんだから>と多部が天狗になっているとの指摘も出ているそうだ。

 また一部ネット上では、『これは経費で落ちません!』にはジャニーズWESTの重岡大毅が出演していたことから、「多部未華子はジャニーズを怒らせたからテレビから干される」といった噂も流れる始末だ。

 しかし、もともと多部サイドはキャストの続投を続編の条件にしていたといい、多部の所属事務所も、<前作キャスト・スタッフの続投という当初のお約束がかなわなかったため、成立にいたりませんでした>と「女性自身」にコメントしている。

 ネット上でも、多部サイドの降板という判断を「作品に愛があるからだ」「キャストを変えた続編は視聴者も望んでない」と擁護する人が多い。

 そもそも多部未華子のファンなら、彼女が言いたいことをはっきりと言う竹を割ったような性格で「大手事務所への忖度」などしないことは周知のことだろう。多部未華子には数々の武勇伝がある。

多部未華子、今田耕司に本気のダメ出し
 多部未華子がバラエティ番組に出演する機会は少ないが、出演すると“素”の彼女が見れるとして度々話題になる。

 たとえば、2016年に出演した『アナザースカイ』(日本テレビ系)で明かしたところによると、多部はバラエティ番組への出演がNGに近いといい、理由は「はっきりものを言う性格のため本性が出てしまう……」と事務所の人が心配しているからだそうだ。

 同番組で多部はロサンゼルスを訪れたが、事務所が心配していた通り彼女の本性が現れる。アイスクリーム店を訪れた多部は、日本語を勉強する男性にラフに声をかけ、年齢を聞くと<私の方がおばちゃんだね>と爆笑。

 また、ロスに住んでいる女性の友人と合流すると、話題は恋バナに。多部は積極的に恋の話をするといい、「こういう人なんだけどう?」と気になる人の写真を見せることも多いそうだ。司会の今田耕司から、「相手が芸能人でも写真を見せるのか」と問われると<関係ないです>ときっぱり。

 恋愛に関してはひとりで盛り上がって失敗することが多いようで、<今年のテーマは慎重>だと明かした。だが「慎重に」と言ったそばから、訪れた寿司屋ではお店の人に<誰かいい人いないですか? 本気、これ本気>とカメラが回っているのに聞いており、どうやらこの時期は本気で交際相手を探していたらしい。なお、多部は昨年10月に写真家の熊田貴樹氏との結婚を発表している。

 また、2017年にゲスト出演した『VS嵐』(フジテレビ系)では、同じく今田耕司に辛辣な言葉を投げかける。今田は女性の理想が高いことで知られているが、多部は<理想が高いって素敵なことだと思う>とフォローしつつも、真顔でダメ出し。

<「理想が高い」って周りに言われるってことは、今田さんがそんなにたいした男性じゃないって思われてる……。わかります?>
<今田さんが「理想の高い女性を言うのが当たり前ですよね」って言われるぐらいの男なら、「理想が高い」って言われないはず>

 多部のド直球なダメ出しに、スタジオはどよめいたのだった。

 これだけはっきりものを言う一方で、 “察してほしい”タイプでもあるようで、2017年に出演した『ごごナマ』(NHK総合)では、マネージャーから買ってくる飲食のリクエストを聞かれた際、「何でもいい」と答えながらも、買ってきたものにケチをつけてしまうため、マネージャーからは「めんどくさい」と言われているそうだ。

 前出「FRIDAY DIGITAL」では、今回の降板事件を引き金に多部のファン離れを心配しているが、彼女は役者としての実力だけでなく、その人柄も含めてファンの支持を得ている。むしろ、この件によってますますファンは増えるかもしれない。

最終更新:2020/09/20 20:00
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