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コロナ影響で嵐が活動休止できない? ファンが活動延期を望まない理由

2020/02/28 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 今年いっぱいでグループでの活動休止を発表している嵐。しかし、その活動期間が延びる可能性が示唆されている。

 新型コロナウイルスの影響で、全国各地で予定されていたイベントの中止が相次いでいるが、嵐も例外ではない。嵐は今年4月に中国・北京で予定していた公演の中止を2月中旬の時点で発表しており、以降のコンサートもどうなるか予測できない状況だ。

 「東京スポーツ」は27日、今年5月15日と16日に東京・新国立競技場で行う嵐の単独コンサート、さらには9月に予定されているという活動休止前の“ファイナル・サンクス・ツアー”にも、自粛の影響が及ぶ可能性を指摘。ラストイヤーのコンサートが中止または延期となれば、やむを得ず来年以降も活動を続けるのではないかとしている。

 さらに気になるのが今夏の東京五輪・パラリンピックの行方だ。嵐はNHKの東京五輪・パラリンピックの公式ナビゲーターに就任しており、すでに彼らが出演する五輪特別番組の放送もスタート済み。

 しかし26日には、日本における新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員が東京五輪開催の「1年延期」の可能性に言及。もし、五輪の延期が決定したら、大役を任された嵐はどうなるのか。ファンの間には、その行く末を不安視する声が広がっている。

ファンは活動延期に反対「大野くんを休ませて!」
 嵐ファンの多くは、彼らの活動延長を望んでいないようだ。SNS上では「どんな苦渋の決断で嵐が活動休止をしたと思ってるの?」「1年も延期はさすがに反対」「せっかくメンバーで何度も話し合って出した結果今年で活動休止するってのに来年も続けさせるのはかわいそう」「みんなにはちゃんと休んでほしい。そしてまたいつか必ず戻ってきて欲しい」等という声が相次いでいる。

 なかでも、メンバーの大野智に向けて「しっかり大野くんに休んでほしい」「嵐のことずっとずっと見てたいけど、リーダーの夏休みは減って欲しくない」という意見が多く見られる。嵐が活動休止を決断したのは、大野がメンバーに「一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい」「2020年をもって自分の嵐としての活動は終えたい」と打ち明けたことがきっかけだからだ。

 昨年1月に嵐全員で開いた会見では、大野の活動辞退の申し出を受けて、5人が何度も話し合いを重ねた上で、グループとしての活動休止を決断するまでの経緯や思いがメンバーの口から語られた。

 多くの嵐ファンは突然の活動休止に戸惑い悲しみながらも、メンバーの思いを尊重してその決断を受け入れている。

 昨年12月、嵐は約1年間にわたる20周年ツアーを無事に完走。その最終公演で、大野は「ライブが終わりホッとしています」「本当に(ファンの)みんなが優しい目で、僕らを見ていてくれたから。本当に優しい顔で見守ってくれたから。僕は最後までやりきることができました」と涙ながらに心中を吐露。そのうえで「今日まで4人の支えがなかったら、ここまで来られなかったし、4人にも感謝してます。この決断は僕にとって、本当に命がけでした」と感謝の言葉を述べていた。

 一部週刊誌の報道によれば、大野は活動休止後に沖縄県・宮古島に移住する計画であるという。ツイッターでは、嵐ファンによって「#大野君の夏休み」というハッシュタグがつくられ、その新生活を応援するツイートが多く見られた。もちろん大野だけではなく、櫻井翔、二宮和也、松本潤、相葉雅紀のそれぞれが、今後の活動のビジョンを立てていることだろう。

 それだけに、重大な決断を覆さざるを得ない事態にファンの心配の声が出るのは当然である。新型コロナウイルス騒動は芸能界にも大きな影響を与えており、嵐の活動もどうなるかはわからない。ただひとつだけわかっているのは、嵐とファンの絆は強いということだ。

最終更新:2020/02/28 20:00
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