【連載】突撃!ズバリ教えて隊

ひとえ・奥ぶたえは「悩みの種」じゃない! アイプチ担当者が考える「ふたえ」に縛られない商品

2020/01/31 21:00
有山千春(ありやま・ちはる)

「わざわざ調べるほどじゃないけど、なんか気になる」「知らなくても損しないけど、どうせなら覚えておきたい」……日常にあふれる“素朴なギモン”、ズバッと聞いてきました!

 毎年、年末にアメリカの映画評論サイト「TC Candler」が発表する「世界で最も美しい顔100人」。世界中の女性有名人を対象にしたランキングだが、サイト運営者の男性が“個人の主観”によって選出しただけで、な~んの影響力もないことは、ネットの動向に詳しい人なら知っているはず。とはいえ、国内においては、あの時事通信社が運営するニュースサイト「時事ドットコム」や、大手スポーツ紙のウェブ版が報じるほどの注目度で、このランキングが「美しさの基準」と考える人も少なくないだろう。

 最新の2019年版を確認したところ、ある共通点を見つけた。それは、ほとんどの女性が「ふたえまぶた」だということ。“美しい顔”とされる女性たちのふたえ率が、なぜか驚異的に高い! しかし、このランキングが“個人の主観”で決まっているように、「ふたえだから美しい」という根拠はない。しかし、こんなランキングからもわかるように、「ふたえ」を美しさの条件だとする風潮は根強い。

 こうした背景がある中で、遡ること20数年。筆者が中学~高校の頃、周囲の友人たちが軒並み手にし始めたのが「アイプチ」だった。「アイプチ」とは、まぶたにのり状の液体を塗り、ふたえを形成するコスメアイテムのこと。製造元のイミュ株式会社が持つブランドの名前でもあるが、ふたえ形成コスメアイテム全般を「アイプチ」と呼んでいる消費者も多い。今考えれば「アイプチ」は、「ふたえだから美しい」という思い込みから普及した商品にほかならない。

 そんな“ふたえグッズ”を生みだした「アイプチ」が、ひとえ・奥ぶたえ向けのマスカラとアイラッシュカーラーを、今年3月6日に発売するという。「アイプチ ビューティ シリーズ」という新たなシリーズを立ち上げるらしいが、「どうして今?」という疑問が残る。これは、教室でふたえに狂乱していた友人たちを間近で見た者として、聞かずにはいられない……!

アイプチさん、「ふたえのり」の代名詞がなぜ「ひとえ・奥ぶたえ用商品」を作ったんですか?

アイプチPR担当者(以下、担当者) まず「アイプチ」は、イミュ株式会社のグループ会社の商標なのですが、「ふたえまぶた化粧品の総称」と誤認されているかもしれません。しかしながら、当社としては、「ひとえ・奥ぶたえの方のためのブランド」として、ふたえまぶた化粧品に限らず、ひとえ・奥ぶたえの方のニーズに応える製品を開発すべく、長年研究・開発を続けてきております。その研究の過程で、「厚みのあるまぶたが邪魔をして、アイラッシュカーラ―を使用するのが難しい」という、ひとえ・奥ぶたえの方のお悩みをキャッチし、ひとえ・奥ぶたえの方でも根本からまつげをカールさせて、目がパッチリと見えるアイラッシュカーラーを開発、13年2月15日に発売いたしました。

 ええ!? そんなに前から販売してたとは。これは失礼しました! 今年3月に発売される「アイプチ ビューティ シリーズ」は、もともと発売していた商品の“進化版”ってことなんですね。

――13年に「ひとえ・奥ぶたえ用カーラー」を発売後、使用者からはどんな声が届きましたか?

担当者 「自分向けだと一目でわかる製品が発売されたことで、自分のまぶたが肯定されているようなうれしさがあった」「自分のまぶたにぴったりで目が大きくなったように見える」など、ご好評をいただいています。製品の良さをご実感いただいているだけでなく、ひとえ・奥ぶたえの自分が肯定されている気持ちになったり、メイクが楽しくなったりという気持ちの面で喜びを感じてくださったことも、発売してよかったと大きな感動を覚えました。

 巷では「ひとえをふたえにするメイク」ばかりあふれているけど、もともとのひとえや奥ぶたえを生かしてメイクがしたいと思うのは、至極当然のこと! やはりこうした声が、「アイプチ ビューティ シリーズ」の発売につながったのだろうか?

担当者 ひとえ・奥ぶたえのお客様へのインタビュー調査を繰り返し、「ひとえ・奥ぶたえ向けの製品がふたえまぶた化粧品しかなく、『ふたえにしたいだろう』と決めつけられている感じがする」「ひとえ・奥ぶたえのままメイクをしようとしても、『クールビューティメイク』『アジアンビューティメイク』など、自分のニーズに合わないメイクを提案されることに不満を感じている」といったお悩みが強いことを、あらためて感じました。また、多様性を認める時代であることも、開発背景にあります。

 あくまでも、今回の「アイプチ ビューティ シリーズ」は「生まれつきのまぶたを生かしてキレイになりたい」という、ひとえ・奥ぶたえの方のひとつのニーズに応えた製品であり、「ふたえにしてキレイになりたい」というニーズにも応え続けていきたいと思っております。今後も「アイプチ」は、「ひとえ・奥ぶたえの方のためのブランド」として、お客様のニーズをキャッチし、それに応えた製品を開発、発売していきます。

 ひとえ・奥ぶたえを“悩みの種”として捉えがちなメイク業界だが、多様性がキーワードの昨今、「アイプチ」の新シリーズは、その存在意義を各方面に見せつけてくれそうだ。

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有山千春(ありやま・ちはる)

有山千春(ありやま・ちはる)

AV制作会社広報、実話誌編集者を経てフリーライターに。女性向けWebサイトや週刊誌等で執筆中。

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Twitter:@sansihumiko

最終更新:2020/02/01 18:16
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