コラム
ママ友グループLINEから

「仲良しママ友」のLINEグループに、私だけ招待されていない!? 幼稚園の忘年会で思わぬ衝撃

2019/12/29 17:00
池守りぜね(ライター)

今や日常生活において、かかせないツールとなっているコミュニケーションアプリ「LINE」。かつては子どもの送迎時に、ママたちが立ち話をしているような光景が見かけられたが、時間に追われ忙しく過ごす共働き世帯が増えた今、ママたちのコミュニケーションの場は、LINEのグループチャットになっているという。そんな、ママたちの「グループチャット」から浮き彫りになった、彼女たちの悩みや、苦悩、気になる話題を覗いてみる。

 年末年始ともなると、会社勤めの人たちは忘年会や新年会で忙しくなるが、普段、育児に没頭しているママたちはどうなのだろうか。ファミレスや子連れ可のカフェなどで、ママたちがランチ会を開いているのはよく見かけるものの、やはり夜に開催される忘年会や新年会への参加は制限されることが少なくないようだ。しかし、そんな中でも、ママ同士で年末年始の夜間に集う機会を設ける人もいるという。

個室まで予約した忘年会にドタキャン! 立て替えに悲鳴

 佳代子さん(仮名)は、都心部で夫と4歳になる息子と暮らしている。少子化が進んでいるため、近隣の小学校は、1学年1~2クラス編成。保育園での人間関係が、そのまま小学校にまで持ち上がるというウワサを聞き、ママ同士の交流を深めたいと思ったそうだ。

「家庭ごとに迎えの時間がバラバラなので、送迎時にほとんど顔を合わせたことのないママもいました。運動会などで、それまで交流のなかったママと個別にLINE交換を行い、グループチャットに招待したんです。ある程度、クラスのママさんが揃ったんで、『今年は、忘年会をやらない? 』と呼び掛けてみました」

 結果的に、幹事を引き受けることになったという佳代子さん。しかし、そこで思わぬトラブルが起きたそうだ。

「今はLINEのイベント機能のおかげで、忘年会の出欠も簡単に取ることができ、すごく便利になったなぁって感心していたんです。ママ友同士の忘年会にあこがれていたので、張り切ってキッズルームがある居酒屋を予約しました。でも、当日の朝になって、チャットに通知マークが表示されており、おそるおそる見てみると、『下の子が急に熱を出したので欠席します』という連絡が2件も……。急病は仕方ないので、『店に連絡するから大丈夫』と返信しました。こういう時にきちんと連絡をくれるママは、個別に『もしもキャンセル料が発生したら払うね』と言ってくれて、ホッとしました。問題は、当日、何の連絡もなしにドタキャンしたママがいたことなんです……」

 忙しくて連絡ができなかったのかもしれないが、その背景には、ドタキャンしたママと自分の関係が希薄であることも関係しているのでは、と佳代子さん。というのも、保護者同士の活動が活発な幼稚園とは違い、忙しいワーママを中心とした保育園では、特定のママ友以外とはほぼ交流がないまま、数年が過ぎてしまうこともあるようだ。

「ママ友の約束って、信頼関係で成り立っているのだなって、あらためて実感しましたね……。グループチャット上でのやりとりだけでは、ダメだったんだって。ドタキャンしたママの分は、私がいったん立て替えました。その後、トラブルにならないように、仲が良いママに相談し、みんなでドタキャンしたママに、『〇円かかったので、払ってもらえますか?』とお願いすることに。私一人だったら、泣き寝入りしていたと思うので、味方になってくれるママがいてよかったって思いました」

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