【連載】オンナ万引きGメン日誌

フードコートに巣食う「万引き老女グループ」の実態! まるで「鬼婆」――Gメンも恐怖!

 こんにちは、保安員の澄江です。

 店舗より指名をいただくのは、非常に栄誉なこと。そう信じて疑わない私でしたが、ここのところ長年にわたり指名をいただいている現場における勤務が、ひどく苦痛になってきました。買収されて店名が変わったことで、過去に検挙して出入禁止にしてきた複数の老女グループが舞い戻ってきてしまい、店の出入口脇に新設されたフードコートにたむろするようになってしまったのです。

 彼女たちの行動は相変わらずですが、私の正体はバレてしまっているので、まったく仕事になりません。見張り役と思しき老女に存在を認知されると同時に、犯行を中止されてしまうのです。どうやら過去に捕らえた老女の口から、周囲のグループにまで正体を吹聴されているようで、なかには私を指差してくる人までいる始末。これらの状況から、勤務をお断りしてみましたが、人手不足の関係で勤務することになってしまいました。今回は、食品スーパーのフードコートに巣食う老女グループの生態などについて、お話したいと思います。

 件の現場は、関東近郊の新興住宅街に位置するスーパーT。食品のほかに日用品も扱う中規模スーパーで、来店者の8割が高齢者といった雰囲気のお店です。この店のフードコートには、3~4人の集団で構成された70代と思しき老女グループが複数存在しており、そのほとんどが毎日のように来店します。

「未精算商品の持ち込みはご遠慮ください」
「フードコートのご利用は、1時間以内でお願いいたします」
「購入したものを飲食する際は、店員に声をおかけください」

 フードコート内には、3つのルールが大きく掲示されていますが、まるで効果はありません。開店まもなく来店し、サーバーから無料提供される水やお茶を片手に、試食のパンを頬張って、延々と終わらぬおしゃべりに興じ、夕食時までの長時間にわたって居座り続ける人ばかりなのです。試食の出されるタイミングや、割引シールが貼られる時間なども完全に熟知しており、目当ての商品を朝から手元にキープしている人が目立ちます。割引シールを貼る係の店員さんが現れると同時に、朝からキープしてきた商品を差し出して、シールを貼らせます。お店側は、特別扱いできないと丁重にお断りしてますが、経験の浅いアルバイト店員を狙って声をかけてシールを貼らせたり、「客を差別するのか」などと怒鳴りつけることで目的を達成するのです。

 何に使うのか、売場の各所に配備されたビニール袋を大量に持ち去るのは当たり前で、そのビニールの中に醤油や割箸、試食のパンなどを詰め込んで持ち去る猛者まで存在しています。過去には、トイレットペーパーや芳香剤などトイレ備品を専門に盗んでいく人や、あろうことかフードコート内で手足の爪を切り始める人もいました。その光景を目撃した時には、低すぎる民度に言葉を失ったものです。

 それだけならまだしも、お弁当やパン、和菓子など、未精算の商品をフードコート内に持ち込み、金を払わないまま食べてしまうことも珍しくありません。まるで自宅にいるかのように振る舞う老女たちの厚かましさは、とても真似できるものではなく、その姿を見るたびに恥ずかしく思ってしまうのです。

 万引き行為に及ぶときには、役割分担をしているのか、全員がバラバラに行動をして、それぞれが不審な行動を取ります。さほど広くない店内ではありますが、一人の目で3人の行動を把握するのは難しく、的を一人に絞れば見張り役の仲間に気付かれてしまうのです。彼女たちによる周囲への目配りは異様なほどで、不用意に近づけば、ここぞとばかりにクレームを入れてきます。高齢者万引きにおける共犯関係は、比較的珍しい事案と言え、ここまで完成された高齢者の万引きグループは見たことがありません。どうにかして捕まえたい。その一心で警戒にあたるものの、単独での捕捉は困難を極め、為す術のない状況と言えるでしょう。

万引き防止対策に関する調査と社会的実践 社会で取り組む万引き防止
フードコートの知られざる一面を見た……

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