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【ジャニーズJr.チャンネル便り】

SixTONES・松村のJr.選抜ユニットに注目、ISLAND STOREの全貌も公開【Jr.チャンネル週報】

2019/06/02 21:00
中村チズ子

 24日の動画は「SixTONES【夢のグループ誕生】ジャニーズJr.ドラフト会議」(再生回数は公開後1週間で66万台)。30日に東京・渋谷にオープンしたJr.専門店「Johnnys’ ISLAND STORE」で販売されるアクリルスタンドを使い、SixTONESがドラフトゲームを行っている。6人はジャニー喜多川社長になった気分で、メンバーを選抜。1巡ごとに1人を指名していき、ほかの人と被らなければお目当てのJr.を獲得できるルールだ。アクリルスタンドが制作されたのは、SixTONES、Snow Man、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、関西Jr.グループ・なにわ男子の6組。

 まずは、田中樹がSnow Man・岩本を選び、松村北斗は同じグループのSixTONES・ジェシーをセレクト。森本慎太郎に「なんでジェシーなの?」と問われると、「マジなこと言うと、後々見えてくるからとりあえずジェシー」と答え、何やら松村なりのコンセプトをすでに思い描いているようだった。以降も向井(森本)、ラウール(ジェシー)、岩本(高地優吾)とSnow Manが続き、最後の京本大我はなにわ男子・道枝駿佑をチョイス。あまり交流がなさそうな若手の抜てきは意外にも思えたが、「俺が雑誌の企画で美形ランキングみたいなの、6連覇ぐらいさせてもらってたんですよ。それを道枝くんに阻止されたの。道枝くんの方がもう美形だから、彼を軸に作っていこう」と理由を明かした通り、京本はライバルとして道枝の魅力を認めているのだろう。

 岩本を取り合った田中と高地がじゃんけんをした結果、高地が勝ち、負けた田中は美 少年・金指一世をゲットした。2巡目は京本からのスタートに変わり、美 少年・佐藤龍我を指名。筆者は道枝、佐藤といずれも身長がどんどん伸びているスタイル抜群の2人の組み合わせだけでも、京本作のグループに期待が高まった。また、高地が岩本に続いてアクロバットも得意なTravis Japan・川島如恵留を選んだ時には、「サイボーグ集団」(田中)「サーカス作ろうとしてる?」(松村)と、本人がいないだけに言いたい放題。ジェシーと森本はTravis Japan・宮近海斗、松村と田中はなにわ男子・大西流星で被ってしまい、またしてもじゃんけんに勝てなかった田中がTravis Japan・七五三掛龍也にチェンジ。森本に宮近を奪われたジェシーはHiHi Jets・作間龍斗に決めていた。

 この段階では、個人的に京本のグループに加えて明るいキャラクターの向井&宮近が入った森本のグループの顔ぶれに興奮。SixTONESも楽しそうにドラフト会議を進めているが、見ている側も自分の理想と比較して、ついついあーだこーだツッコんでしまうだろう。3巡目は“不仲コンビ”の松村と京本がHiHi Jets・橋本涼で指名被りし、負けた松村が迷った末に「Hidaka Ukisyo」(美 少年・浮所飛貴)に差し替えた。こうして合間に被り問題が発生しながらも、8巡目でグループが完成。そして最後はグループ名発表&メンバーお披露目タイムへ。

 田中自身も所属する「Champon(チャンポン)」は、美 少年・金指、Travis Japan・七五三掛&吉澤閑也、なにわ男子・長尾謙杜の5人。当初、田中はSnow Man・岩本、HiHi Jets・猪狩蒼弥らのラップ選抜ユニットを作りたかったそうだが、1巡目で岩本を取られ、「じゃあもう、自分のプレイヤー能力を高めたいと思って。こいつらを回せたらスゲーなと思って」と、MCを担う田中ならではのテーマがあったとか。お披露目された中で筆者が好みだったのは、松村プレゼンツの「JOHNNYS」。メンバーはジェシー、なにわ男子・大西、美 少年・浮所&那須雄登、HiHi Jets・猪狩&高橋優斗、Travis Japan・中村海人で、名前の頭文字を取って命名したようだ。

 歌のうまいジェシー、“うきなす”と“そやゆと”コンビにアイドル力が高い大西、時折やる気がなさそうな中村の“化学反応”は、想像するだけでワクワクしてしまう。先ほど「後々見えてくるから」と発言したのは、このグループ名ありきの編成を想定していたからなのかもしれない(橋本を獲得できず、Hは浮所でカバー)。一方、京本のグループは、なにわ男子・道枝&高橋恭平、美 少年・佐藤&岩崎大昇、HiHi Jets・橋本、Travis Japan・松倉海斗、Snow Man・深澤辰哉による「迷宮王国」。グループ名決定の背景には、初めに端のポジションだった深澤がデビュー時にセンターに変わっていたという、裏設定も含まれていた。

 エンディングは田中が「こうやってやったりしてると、『そのグループ意外といいね!』って言うじゃん。でもやっぱり既存のグループにしたら、それが一番しっくりくるから。って思うと、ジャニーさんってスゴくない?」と、あくまで現在のユニットがベストである旨を主張。今回の企画を通して、SixTONESがほかのグループや個人に対してどんなイメージを抱いているのかがわかり、Jr.ファンにとっても興味深い1本だったはず。さらに、宣伝効果はバッチリで、アクリルスタンドが欲しくなった人も多いのではないだろうか。かたや、選抜漏れのSixTONES・高地、Snow Man・目黒&阿部亮平、美 少年・藤井直樹、なにわ男子・藤原丈一郎も、ユニットになれば面白い構成だ。どこかでパフォーマンスする機会を作ってほしい。

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